足が折れても我慢して歩き続けた犬 3㎞を越える道のりを歩き続けた犬が伝えたかったことを知って涙が止まらなくなる・・・

心理学者であるリアンネ・パウエルさん。
彼は道を歩いている時に、足を痛めている犬を発見しました。
「早い事獣医に見せてあげなくては・・・」そう思ったリアンネさんは、その犬を獣医の元へ連れて行ったのでした。

するとその犬は案の定、片足を骨折してるいる事が判明しました。
そして検査をする過程でもうひとつの事実が発覚したのでした。
なんと、この犬は授乳中であることが判明したのでした。
つまりこの犬は赤ちゃんを産んで間もなく育児の最中だったのです。

しかし発見した段階では一緒に子犬はいませんでした。
するとこの犬はどこかへと行きたがっているのを担当医のエレンさんが発見したのでした。
犬に首輪をつけ、足をプロテクターで保護したうえでこの母犬が向かおうとしている方へとついていくことにしたのでした。

出典 Boredpanda

足を骨折しているにもかかわらずぐんぐんと進み続ける母犬。
まるで自分のことなんか気にしないでくれと言わんばかりの調子で歩く犬。
そこまでして彼女が連れて行きたかった先にあったものとは・・・

出典 Boredpanda[/caption]

プロテクターを付けてこそいますが、とはいえ足を骨折している状態で歩き続けるのは容易なことではありません。
エレンさんは後に当時の様子をこのように語っています。

脚を引きずりながら、彼女はわたしたちを路地裏、本道、そして草原へと誘導して歩き、そして泥だらけの道で、10匹の、まるまる太った小さな赤ちゃんを見つけました。

そうなんです。彼女の真の目的はこれだったのです。
自分が足を痛めている事を知らしめるために街中を彷徨っていたわけではなく
自分が見つけてもらうことで子犬たちの元へと連れていき子犬の存在を知らしめる為だったのです!

素晴らしい出来事でした。自分の目が信じられませんでした。犬とわたしたちは出会ってわずか1時間くらいだったのに、わたしたちを信じてくれたんです。そしてわたしたちを自分の愛する子犬のところまで連れて行ってくれたんです。

僅か一時間という短い時間の中で治療をしてくれたエレンさんを信頼して
このような行動を起こした母犬は本当に素晴らしいですよね!

この母犬には「ヴェーラ」という名前が送られ、保護された子犬たちもその後すくすくと成長を遂げていきました。
足を怪我しても子供を思い続けるその心にとても感動しました。
子を想う母の気持ちはやはり強いということですね!

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