急遽発表されたJASRACの方針に「残酷な天使のテーゼ」の作詞者や日本を代表する歌姫など多くの人が反対を表明!

先日、音楽業界を揺るがすような大きなニュースが速報で入ってきました
楽曲の著作権を管理しているJASRAC(日本音楽著作権協会)が発表したその衝撃の内容―。

それは、来年(2018年)以降、楽器の演奏を指導している音楽教室からも音楽使用料を徴収する、というものでした。
この発表には、音楽に携わって生計を立てている人だけでなく、全国の音楽を愛する人たちを巻き込んでの話題になっています。

そんな中、音楽で生計を立てている人の中で、及川眠子(おいかわねこ)さんという人がいます。
知っている方はよくご存知かと思います。
今となってはカラオケでは必ずと言っていいほど歌われるようになったあの名曲「残酷な天使のテーゼ」の作詞をしたのが及川さんです。
そんな超有名作詞家の彼女は、著作権の使用料をもらう側の人です。
つまり、このJASRACの方針によって少なくとも収入が増える側の人です。

そんな彼女は、このJASRACの判断についてTwitterで私見を述べていました。それをご覧ください。

▼JASRACの方針と及川さんの訴え

「使用料をもらいたいと思ったことなどない」の一言に尽きますが、
このツイートには多くの人が賛同しています。
(良い判断なのか、悪い判断かは決め兼ねますが)JASRACの方針で恩恵を受ける人が唱える異はかなり現実的なものです。

▼鼻歌もダメになる未来がやってくる!?

昨今はCD販売数も落ち込んでいます。
この判断は「音楽を不自由なもの」にしてしまうと、及川さんは感じたのでしょうね。

▼違法DLはもちろん取り締まられるべき!

及川さんが放ったこの魂の叫びは、RTがRTを呼び、様々な音楽好きに行き渡っていきました。
その反応は一様に、及川さんに同意するもの、JASRACの方針に反対するものばかりでした。

▼以下反応

怒りすら感じさせるツイートが多いですね…
それほど、今回のJASRACの方針が、音楽というものにとって“危ない”ものであると判断しているということなのでしょうか。

▼「音楽教室の先生も音楽で生計を立てている」という意見にも

なかなか個人で考えられる問題ではないですが、
一人ひとりが考えていくことで解決に近づく問題であるに違いはありません。

そして、及川眠子さんの他に、この問題についてこれまたTwitterで一石を投じている音楽関係者がいました。
それは、日本人であれば九割九分の人が知っているであろう、あの日本を代表する歌姫だったのです。

▼世界的歌姫の思いは…

そうです。
世界の宇多田ヒカルだったのです。

あまり意見したりする姿は見せず、
どことなく不思議で、独特なイメージがある彼女ですが、音楽を愛する気持ちはみんなと同じです。

「著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しい」

この言葉はとても重みのある言葉です。

歌い手である宇多田ヒカルさんがこう言っていることで、
JASRACの方針はもはや、誰を守るための方針だったのか、といった声まで挙がり始めました。

▼以下反応

みなさんはこの問題、どう感じ、どう考えますか?

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