観光客が起こした悲劇に憤り! 「自分のお気に入りの写真を撮りたい」このワガママがイルカの赤ちゃんの命を奪うことに・・・
日本とは正反対の位置にある南米のアルゼンチン。
そこで起こった出来事は人間のエゴが引き起こした悲しいものでした。
2017年1月23日、その悲しい事件はアルゼンチンのとあるビーチにて起こりました。
サン・ベルナルドのビーチはその日も、大勢の観光客で賑わっていました。
しかしその観光客がこのビーチに生息していた野生のイルカの赤ちゃんの命を奪うことになるのでした。
アルゼンチンの国民的な新聞である「ラ・ナシオン」にてこの時の様子が事細かに記載されていました。
その悲しい事実の真相とは・・・
記事によれば観光客の内の何人かがビーチにいたところ、海の中にイルカの赤ちゃんが泳いでいるのを発見したそうです。
そしてその様子を見た観光客がイルカを海の中から引きずり出して浜辺へと連れてきたのでした。
そしてその後SNSを使って自慢するために「お気に入りの写真が撮りたいから」そんな自分本位な理由でこの赤ちゃんイルカの
体を触り続けたり、水のないところにしばらく置いていたのでした。
当然イルカは水の中にいないと死んでしまいます。
大人のイルカであっても長い事、砂浜にいたら死んでしまうのにましてや産まれたての赤ちゃんとなれば更に注意が必要なはずです。
そもそも海の中にいるイルカを外に無理やり引きずりだすのがまずはよくないことですよね。
それなのに自分のことしか考えずにイルカの赤ちゃんを被写体として放置するなんて人として大切なことを欠いていますよね。
観光客はイルカが死ぬまでイルカと遊んでいました。海に戻すことも可能だったのに、イルカを触ったり一緒に写真を撮ったりしてイルカを生き絶えさせたのです。
目撃した人たちはこのように語っていました。
勿論命を奪ってしまった行為自体も咎められる事ですが、周りでそれを見ていて止めなかった人にも責任はあるのではないでしょうか?
もうこれ以上人間のエゴで動物の命を奪わないためにもこの事実は知っておいていただきたいと強く願います!