結婚生活も40年目に突入した日。
奥さんは旦那さんにあるお願いをしました。
「あなたに、40年間秘密にしてきたことがあるの。
屋根裏にあるダンボールを、降ろしてくれないかしら」
奥さんに言われるがままに屋根裏まで向かうと
そこには想像を超えるほどのダンボールが積み重ねられていました。
その数なんと25箱。
そして言われたとおりにダンボールを奥さんのいるリビングまで降ろしました。
ダンボールには貼り紙がしてあり、そこには「愛のカード」という字と共に日付が書き添えられていました。
そうなんです!奥さんは旦那さんから貰ったラブレターをきちんと保存していたんです。
しかも年月順に忠実に整理され保存されていました。
これには旦那さんも感激のあまり涙を流しました。
自分の愛は間違っていなかったのだと。
大切に保管された「愛の結晶」は事細かに詳細が記載されている愛の日記であり
読み返すと当時のことが鮮明に思い出されると旦那さんも語っていました。
夫婦の形は様々ありますがこれほどにメルヘンチックな夫婦はなかなかいません。
いつまで経っても付き合いたての心を忘れない。
そんなピュアさが生んだとても心温まるエピソードでした。