あげたエサを半分だけしか食べなかった犬 その理由を知った飼い主はその行動の真意に涙した・・・

動物の行動には時としてハッとさせられることがあります。
人間が持っている複数の感情と近しいものを見せられた時により強くそれを感じることがあります。
今回ご紹介するのは優しい感情を持った一匹のラブラドール・レトリバーのお話でした。

TwitterユーザーのEasyBreasyBeautiful(@_EasyBreasy_)さんはとても犬が大好きで
愛犬のクッキーと長い間生活をともにしてきました。

しかしある時、クッキーのためにあげたエサを見てハッとします。
エサを片付けに行こうと愛犬の下へと向かうとそこには半分しか食べられていないエサが残されていました。


(出典:Twitter)

もしかしてエサに何か混ざっていたかな?
具合でも悪いのかな?

いつもと違った様子を見ておかしいと思った飼い主さんはいろいろと考えます。
するとそこには明確な理由があったことに気が付いたのでした。

実はエサを残したこの日の直前まで、この家にはもう一匹のラブラドール・レトリバーが住んでいたのでした。
名前はスティッチ。
スティッチとクッキーは子供の頃から二匹で仲良く暮らしていました。
遊ぶ時でも、寝るときでも、常にと言っても過言ではないほど二匹は一緒に過ごしていました。

そんな二匹の愛犬たちに対してかつて飼い主さんはこう言ったことがありました。

「いいかい。このお皿のご飯は、二匹で仲良く食べるんだよ」

そして言われてからというものその教えを忠実に守った二匹。
クッキーが半分だけ食べればスティッチも残りの半分だけを食べました。
しかし先日、スティッチは天国へと旅立ってしまったのです。

つまりクッキーが半分しかエサを食べなかったのはスティッチの分を残して置いたためだったのです。
先立ってしまった親友の為にエサを半分残しておいたのでした。

一匹になってしまったからいつもより少なめにエサを出したという飼い主さん。
それでもクッキーはきちんと半分だけしか食べなかったそうです。
クッキーとスティッチは本当に仲が良かったのでしょう。
とても強い絆で結ばれていたことがよく分かるこの写真はきっと天国にいる
スティッチの目にも届いていることでしょう。
どれだけ離れていても心は通い合っている素敵な絆が生んだエピソードのご紹介でした。

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