富士登山の途中、高山病にかかり倒れてしまった女性 偶然通った海兵隊員たちの迅速な救助が彼女の命を救うことに!
今回ご紹介するのは日本の象徴でもある富士山にて起こったエピソード。
沖縄の「キャンプ・キンザー」で働く5人の海兵隊員たちは休暇であった7月3日、富士登山を楽しんでいました。
日頃から訓練の日々を送っている海兵隊員たち。
休暇の時には体を休めるのかと思いきや、こんな時でもがっつり体を動かすのですね(笑)
そんな彼らが一度登頂しきって山を下っている時、それは起こったのでした。
(出典:Twitter)
先頭を歩いていたティエレ伍長は目の前に女性が倒れているのを発見したのでした!
海兵隊員としての血が騒いだのかすぐさま女性を救出するために自分たちができる行動をはじめた5人。
(出典:Twitter)
倒れている女性の隣には女性の父親がいたので、詳しい状況を聞いた海兵隊員たち。
高山病による過呼吸で、高熱が出ているという事が分かった為すぐさま携帯で救助要請をすることに。
しかし富士山の山中という事もあって車での救出は不可能。
すると5人の隊員たちは素晴らしいチームワークを見せたのでした!
隊員たちは持っていた金剛杖2本と来ていたシャツで即席の担架を作り、女性を山中にある安全指導センターへと運んだのでした!
海兵隊員たちの迅速な行動もあってそのまますぐに病院へと搬送された女性。
一命を取り留め事なきを得ました。
アメリカ独立記念日の休暇を利用して富士登山を楽しんでいた沖縄に駐留する海兵隊員が、下山中に倒れていた女性に遭遇し、着ていたTシャツで作った簡易担架で医療支援が受けられる場所まで緊急搬送しました。 https://t.co/081f9N7LMV pic.twitter.com/KlUBAJEWWF
— 在日米海兵隊 (@mcipacpao) 2017年7月10日
素晴らしい行動ですよね。
この勇敢な行動にコメント欄では、
「人を助けるのに、国とか性別とかは関係ない」
「同じ日本人として感謝の意を伝えたい」
「迅速で的確な対応は日々の訓練の賜物ですよね」
といった内容のコメントが多数投稿されていました。
そういう職業だからということではなく、本心から目の前の女性を救出しなければならないと自覚した5人の行動は本当に称賛されるべき素敵なものでした。