このがん治療に使われるのはなんと風邪の原因になる「アデノウィルス」というウィルスだったのです。
私たちが通常風邪と呼んでいる風邪症候群を引き起こすウィルスの遺伝子を改造して
今回のガン治療に使えるウィルスを開発したそうなんです。
とてもユニークで斬新なアイディアですよね?
先ほどのツイートの中でも言及されていますが、日本に先立ちアメリカでは既に
ウィルスを使ったいわゆるウィルス療法が確立されているそうです。
どんな働きをするのか?
だたウィルスを使ったら体の違う機能に影響があるんじゃないの?
そんな考えが浮かびますよね?
でもこの改造されたウィルスは他の細胞には無害なものなんです。
このウィルスはガン細胞に対しては細胞を死滅させる働きを持ったり、感染し細胞を破壊したりするそうですが
正常な細胞に対して感染した場合は自然消滅するそうです。
つまり体には実害がほとんどないという点で非常に優れておりここが注目を集めている要因の一つにもなっています。
ただ完全に投与した後に副作用が無いわけではないそうです。
しかしこのウィルスの副作用は発熱や食道炎などかなりの軽い症状にとどまったとのことです。
食道がん、ウイルスで破壊…患者に治療効果https://t.co/rnqLxoDdAL 風邪の原因となるアデノウイルスの遺伝子を操作して開発した。がん細胞に感染して増殖し、細胞を破壊するが、正常な細胞に感染した場合は自然に消える…風邪の原因ウイルスを使うとは面白いね
— 丹下段平設計事務所 on ツイッター (@danpei_design) 2016年7月21日
完成が待たれる最新のガン治療。
1人でも多くの人が辛いガンを根絶できるように岡山大学には頑張って頂きたいです。