あ、青い!?インドネシア・イジェン火山から流れ出る炎!青く輝く「ブルーファイア」現象が神秘的と話題!
トップ画を見て「なんじゃこりゃ!」と思った方もいるでしょう。
これは、インドネシアのジャワ島にあるイジェン火山の「ブルーファイア」現象を写したものです。
世界でも非常に珍しい光景だとして知られているこの現象を撮影したこの写真が先月、ある海外サイトにアップされて話題になりました。
この現象が見られるイジェン火山の標高は2799m(日本だと比較的高い山にあたります)で、観光客の間ではブルーファイア現象はもちろん有名ですが、地元の人々の間ではこの現象がブレイクするより前に、硫黄の産地として馴染み深いところなんだそうです。
まさに『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきそうな荒涼とした山々が連なっているところに、その火山はあります。
周囲が明るいときも、青々した光を鮮やかに放っています。
CGで作られたかのような、なんとも不思議な光景ですね。
暗くなった時は、より鮮明に青白く光ります。そのため、この現象をより綺麗に見るためには、夜明け前に登山を終えなければなりません。
赤いはずである溶岩が、どうしてこうも青く光るような色をしているのか。
その秘密は、この青い光を放つ物体自体にありました。次のページへ、どうぞ。
一見すると、誰もが「溶岩」と言ってしまうこの青白く光る流動体ですが、この正体は実は「硫黄」なんですね。硫黄ガスが燃焼するときに発生する光が青く見えるためだそうです。その硫黄ガスの一部が液状に凝縮され、燃焼を続けながら山を下っていく様子が「溶岩」と間違えられるところから、この現象が話題になったようですね。
(出典 ameblo.jp)
現地の人が、採掘した後、担いで下山してくるのだそうです。
(出典 ameblo.jp)
夜闇にぼぅっと現れる青白い光に、少し怖さを感じながらも、それに負けないくらい神秘的な光景がインドネシアにはあるようですね。まさに地球の鼓動を感じる不思議な現象です。それでも筆者は、旅館で鍋を温める際に使用する青い固形燃料を思い浮かべてしまったので、なんとも風情がないなと思ってしまいました(笑)
今回のように、近距離で撮られた写真は比較的危険が伴っています。そのため、もしイジェン火山に行っても、目に焼き付ける程度の気持ちで観光してくださいね。
(どうやらANAがこのイジェン火山を紹介しているみたいです!)
(出典 bashoh.com)