「パラリンピックは修羅の世界」 思わずパラリンピックについて考えさせられる4つの言葉
歴代最高のメダルを獲得し閉会式も大いに話題を呼んだリオオリンピック。
日本ではすっかりリオオリンピックが終わると次の東京オリンピックの話へと変わったり
早くも次のオリンピックへの期待が膨らんでいました。
以前も取り上げましたが、リオオリンピックの後はパラリンピックが控えていました。
日本では本当にパラリンピックに対しての関心度が低く問題視されています。
海外ではオリンピックと同じく各放送局が放映権を奪い合うほどの注目度があり
パラリンピックだからオリンピックだからということはほどんどないそうです。
今回はそんなパラリンピックに関する興味深いツイートを集めてみたのでそれをご紹介したいと思います。
これまで毎回も同じことを言い続けてきたけど、メディアが「××五輪終幕。次は◯◯!」と言うたびにがっかりする。次はパラリンピックだよ。リオは終わってないんだよ。メディアが「終わりましたねぇ」と言うたびに人々の熱は冷め、パラへの関心は薄れる。そこを何とかつないで持続させて欲しいのに。
— あそうかも。 (@aso_kamo) 2016年8月22日
そうなんです。
正にこの通りで、報道が無意識のうちに次の対象へと誘導をしていくので
パラリンピックへの関心がどんどんと低下してくのです。
そして以前にも取り上げ、話題を呼んでいる24時間テレビの問題。
24時間テレビのような出演者にギャラ支払ってチャリティ風味の番組をやるよりも、パラリンピックをキッチリ報道して、パラリンピックが放映権ビジネスとして成立するようにもっていく(ビジネスになれば障害者スポーツにカネが回るようになる)と同時にチャリティ企画やる番組作ったらどうだろう?
— タクラミックス (@takuramix) 2016年8月24日
何かとりあえず「障がい者」が頑張っている様子を美化するという風潮がそもそもよくないですよね。
これではあたかも健常者が上から目線で障がい者を見ているように感じれてしまいます。
このようなテレビを見るたびに嫌気がさしてしまう人も多いはずです。
次は実際にパラリンピックを見た方からの意見です。
「パラリンピックはつまらない」という意見がありますが、「危険だから」と学校でサッカーをさせてもらえない弱視の子が、ブラインドサッカーを知り、生き生きとプレイしている様子を見て、パラリンピックは視聴者のためにあるのではないんだな、と痛感した。
— 深爪 (@fukazume_taro) 2015年8月25日
これも共感できる部分が大いにありますよね。
パラリンピックの代表選手たちも当然のことながら常に世界の頂を目指して戦っています。
それは誰かに凄いと言われるためではなく、常に自分との戦いで勝ち続けてきた人が集まっているスポーツの祭典なのです。
勘違いして欲しくねーのはパラリンピックは
「障害者になってもスポウツをするぞい」みたいな低レベルではなく
「足がなくなっても俺は世界最強になりたいんだよゴルァ!」
っていう熱い連中が健常者でも中々出せない記録を叩き出しあう修羅の世界だからね?— テト式 (@tetosiki) 2016年8月31日
最後のこれはとてもインパクトのあるツイートでしたね。
本当にパラリンピックの記録を見ていると非常に高いレベルの記録が多くて驚かされます。
自分は健常者のほうがいい記録が出るという先入観に視野を狭められていたのだなと感じさせられます。
皆さんはパラリンピックのに対してどんなイメージを持っていますか?
彼らはオリンピックの選手たちと同じように信じられないほどの努力や練習を積んでいるのです。
そこで我々がかけるべきなのは情けではなくオリンピックの時と何ら変わらない熱量の応援なのです。
この記事で皆さんのパラリンピックに関する考え方が少しでも変われば嬉しい限りです!