「かしこまりました。5ユーロになります。」
そうお客さんに伝えたのでした。
お分かりいただけたでしょうか?
このようにお客さんの態度によってこの店ではコーヒーの価格が異なるのです。
この制度を導入したのはオーナーのマリセーユ・バレンシアさん。
ちょいちょい見かけるマナーの悪い客に対して日頃から思うところがありこの制度を採用したそうです。
「人間関係に大切な思いやりや丁寧さを多くの人に思い出してもらいたくて」
「朝は急いでいるのか、横柄な態度で注文をする人が多くいました。でも、このシステムを導入してから皆、丁寧に注文するようになりましたよ(笑)」
オーナーの思惑通りみんなしっかりと注文をするようになったのはとてもいいことですね。
しかし抵抗があるお客さんもいるようでまだ完全に浸透しきってはいないようです。
更にこのサービスを導入することによって店員にも影響があると言います。
お客様に対してマナーをきちんとさせるということは、それすなわち店員はもっとしっかりとした
態度や接客が求められるということ。
それはひいては従業員の教育にも繋がることだと考えているそうです。
「お客様は神様」だから何をしても良いってわけないですよね。
日本でもいつかこんなサービスが現れる日が来るのか?
皆さんはこのサービスどのように感じますか?