災害見舞金の支給を辞退しようとしたら「受け取って来い」という父の言葉―そこに隠された真意とは?

今回は、Twitterユーザーである961べんべん(@benben_c70)さんという方が、
災害見舞金」の使い道についてツイートしていたエピソードに触れてみたいと思います。

災害見舞金というのは、
例えば、5年前に起きた東日本大震災の際、仙台市には住民に対して「東日本大震災災害義援金」の分配を行いました。
具体的に言えば、もし住宅被害として津波で自宅が全壊してしまった場合には1万円が追加で支払われる、といったようなものです。

961べんべんさんの場合は、
21年前に起きた阪神淡路大震災のときのことを言っておられました。

どうやら、当時も東日本大震災の措置と同様、被災者への見舞金の支給があったようで、

その時自治体から支給される予定の災害見舞金を受け取ることに若干の抵抗があったことをツイートで明かしました。


(出典 Twitter)

それでも「受け取ってこい」と言い放ったお父さん、真意やいかに―。

961べんべんさんのお父さんが言った「(見舞金を)受け取ってこい」の真意、それはこういうことだったのです。

確かに、復旧を終えた被災地にとって復興していく上で最も必要なのはなによりも「お金」だったりします。
それを理解していたお父さんは「全部神戸で使って来い」と言い放ち、神戸の復興にそのまま使いなさいと諭したのですね。

被災地(地元)のために自分が出来ることはなにか―。

それを考えていたお父さんの言葉だったのですね。

この投稿には、多くの賛同の声が寄せられました。

被災地にいる人、被災地の外にいる人では、やれること・できることが違うというのを、ユーザーの間でもいま一度確認できたみたいですね。
被災直後に行くとなれば、それなりの情報や準備が必要になってきますが、状況が落ち着いてきたら、

といったように、
被災地の外にいる人はその土地に行って“観光を楽しむこと”が最大の復興になる、という人もいます。
というのも、旅行は確実にその土地にお金を落とすからです。
(東京などの大都市圏では絶対に食べられない海の幸、山の幸が各地にはうじゃうじゃとあります!)

自分にできることはなにか―。

それを教えてくれた961べんべんさんのお父さんは、素晴らしい考え方の持ち主だったようですね。

↓以前Hashで配信したこちらの記事もご参照ください(*’ω’*)↓
九州観光が復興支援の一環に 政府が最大7割を負担してくれる今からが大チャンス!!

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