仲間を想う姿に感動 車にはねられた犬を励まし続けた犬の愛が呼んだ素敵なストーリー
車というものは非常に便利な乗り物です。
私たちの生活には今やなくてはならない物となっています。
運転する際にはきちんと資格を入手し安全に配慮しながらの運転が求められます。
しかしどれだけ気を付けても事故は起こってしまうものです。
トルコの高速道路で一匹の白い犬が車と接触を起こしはねられてしまいました。
目こそ見開いていますが、ほとんど微動だにせずに横たわっています。
かなり危険な状態なのでしょう。
しかし横たわっている犬の隣にはもう一匹の犬の姿が。
何をしているのかとよくよく見るとどうやらこの犬は
かなり危険な状態にある犬の心配をして慰め、励まし続けるのでした。
周りには車も走っていて自身の安全も保障されていないのにこの犬は
倒れている犬の側を離れようとはしませんでした。
恐らく今自分にできる最善の判断をしたのでしょう。
吠えて励まし、顔を舐めて癒しづづける子犬。
その仲間を想う姿はとっても感動的で胸が苦しくなりました。
励まし続ける子犬に応じるかのように何とか意識を保ち続ける犬。
しかし早急な治療がないとどんどん生存確率は落ちていきます。
次第に元気がなくなっていよいよ力が尽きかけた。
そんな時・・・
1人の女性が駆け寄ってきて救出してくれたのです。
女性はすぐに車で病院まで搬送していきました。
女性が車に乗せようとして犬を持ち上げると犬の口からは大量の血が流れていました。
一刻を争う事態に緊張感が走っていました。
そして無事に病院に送り届けると轢かれた犬は無事に一命をとりとめました。
病院への搬送が後少し遅れていたらこの犬はこの世にはいなかったかもしれないと思うと
女性の勇気溢れる行動は本当に賞賛されるべき事です。
逆にこの映像を撮り続けていた人にはかなりがっかりしました。
この人が早く犬を病院に連れて行ってあげることが出来ていればこんなに重大なことには
ならなかったはずです。
誰か人間に限らなくても危うい命があるなら助ける。
1人では生きていくことが出来ないのは全員そうなのです。
「一つの命」に大きいも小さいもないはずです。
そしてそれは人種や種族全体の壁を越えて尊重されるべき存在だと思います。
この動画や記事をきっかけにそういう想いを持つ人が増えてほしいと願うばかりです。