全日本選手権が終わり、浅田選手が世界選手権への出場権を逃した。現役を続けるか続けないかについて。何年か前、浅田選手が現役復帰する際、新横浜リンク控え室で、長い間、話をした。私は、続けないことを勧めた。なぜなら、私のように辛い思いをして欲しくなかった。
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
今、振り返ると2006年あたりが、私の競技成績のピークではあったと思う。しかし、そのあと、どんなに苦しい思いをしても、私は、続けたことに今でも後悔はない。心技体すべてにおいて壁にあたり、技術的にも見直し、身体についての勉強もし、続けるために会社にも入り、社会勉強をしたり、
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
好きなことを続けさせてもらえるありがたさ、真の意味でのお金のありがさも理解し、本当の意味でスケートを理解できたのは、2006年から2014年の引退するまでであったと思う。そして、それが今指導をする上で、活きている。しかし、風当りは強かったし、色々なことを言われて折れそうになった。
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
だから、そんな思いをして欲しくなかった。
でも、最後、彼女は「でも続けたい」と話したので、私は「そしたら、わかった。そのために協力できることは何でもするから、必要なときは言ってね。」と話し別れた。— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
続けるか続けないか決めるのは、本人であって、それを周囲がとやかく言ってはいけないと思う。ただ、ひたすら、応援する。それが私たちがするべきことだと思う。アスリートは、誰しも有終の美で終わりたいと思っているがそれができた人は、本当にわずかだ。
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
同じ会社の大先輩である、中田英寿さんしかり、為末大さんしかり。みんな無念はある。
良い結果で終わることだけが、素晴らしいのではないと思う。
すべて生き様だと思う。
頑張れ真央ちゃん!!!— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) 2016年12月25日
全く同じステージで戦っていたからこそ痛いほど浅田選手の気持ちが分かるのでしょうね。
国を代表するようなトッププロたちにとっては国民からの声は非常にデリケートな問題だったのでしょう。
いい成績が残せている時は応援してもらえますが、少し成績が陰りだすと一気に手のひらを返されてしまう。
スターであるが故の悩みなのでしょう。
我々も村主さんの言葉に従ってこんな時こそ温かい目で浅田選手を応援していきましょう!