パトリックさんは、決して猫好きというわけではありませんでした。
しかし、盲目の猫、スティーヴィーに出会って彼の人生は一変したのです。
パトリックさんは、こう語っています。
「スティーヴィーが子猫だった時、僕は全く猫を飼うつもりはなかった。でも、彼女に貰い手が居ないと聞いて、引き取らずにはいられなかったんだ。」
それまで、コーク動物愛護協会によって保護されていたのですが、一向に貰い手は見つからなかったのです。
スティーヴィーは、目が見えないことを除けば本当に普通の猫と変わりません。パトリックさんは、3年前に彼女を動物病院から引き取りました。
「これは、彼女を引き取ったときに撮った写真だよ。彼女は僕の人生を一変させてしまったんだ。僕は、彼女に会うまでまったく猫好きではなかったんだから。」
「彼女と共に過ごすようになって、僕はかなり気をつかう必要があった。家具を動かしてしまうと、彼女はぶつかってしまうし、彼女の寝床やご飯はいつも決まった場所に置かなければならないんだ。でも、彼女はすぐにちゃんと場所を覚えてくれたよ。」
スティーヴィーは、パトリックと散歩に出かけるのが大好きです。パトリックは、上手に歩くことができます。
「彼女は、尻尾で周りを確認することができるんだよ。」
「大きくなった猫は、なかなか貰い手を見つけることはできないけれど、子猫と同じように家を必要としているんだ。」
ペットを飼いたい人たちは、子猫を欲しがっていることがほとんどです。しかし、大きくなっても飼い主を探している猫がいるということを忘れてはなりません。
パトリックさんの人生は、スティーヴィーのおかげで愛に溢れたものになりました。
動物を愛するということは、その分彼らも私たちに愛情を返してくれるということなのです。
また、パトリックさんは、スティーヴィーを紹介するために動画を作りました。ぜひご覧ください!!