箱根駅伝で「幻の区間賞」に注目が集まる ネットでは「個人記録だけは正式にすべき」との声も
先日の箱根駅伝、ご覧になった方も多いことと思います。
今年は青山学院大学が3連覇を果たし、箱根駅伝は幕を閉じました。
しかし、ネットでは、ある選手の走りに注目が集まりました。
では、こちらのツイートをご覧ください。
学生連合の東京国際大照井さん
幻の区間賞だ〜〜 pic.twitter.com/52QQ1KkL5f— Chiaki (@chaki_238) 2017年1月3日
関東学生連合として参加した照井明人選手が、区間一位のタイムを記録したのです!
しかし、学生連合はオープン参加であるため、この記録は参考記録となり、「幻の区間賞」となったのです。
これに対し、ネットではこのような声があがっています。
幻の区間賞……学生連合は何のために参加してるの?せめて個人記録だけでも正式にしてあげようよ。 #箱根駅伝
— カオナシ (@okuchandesu1970) 2017年1月3日
たしかに、個人記録は正式にしても良いのでは・・・とも思いますね。
しかし、この「幻の区間賞」はネットで話題となっただけでなく、このように大きく取り上げられたのです。また、照井選手本人のコメントにも注目です!
では、ご覧ください。
箱根駅伝 10区
日刊スポーツは、幻の区間賞も裏一面で大きな扱い。
関東学生連合、東京国際大の照井秋人。
正式区間賞の順天堂大、作田直也が
「負けは負けなので、1秒でも速い選手がいれば、そっちにあげればいい。」
と、言ったことはすごい。
4年前のように連合も正式参加にしてほしい。 pic.twitter.com/FraNpcvsvm— せんせい (@ddydt28) 2017年1月4日
新聞では、このように大きく取り上げられたのですね。
正式区間賞の作田直也選手も、複雑な気持ちでしょうが、非常に男らしいです。
こういった状況を見ていると、やはり個人記録に関しては見直されるのではと考えられますね。
また、照井選手のTwitterには、このようなツイートが掲載されています。
#第93回箱根駅伝#10区#幻の区間賞#焼肉食べたい pic.twitter.com/XPsoFqxSiL
— 照井明人 (@K1exs6E) 2017年1月4日
何よりも、彼の母校である東京国際大学を応援してあげるのが彼にとって嬉しいことなのかもしれません。
彼の温かい人柄が伝わってくるコメントですね。走り終えたあとの振る舞いも立派だったそうです。
学生連合の東京国際大学の照井選手、大手町でゴールした後に走ってきた道、観客、そしてたぶん運営スタッフさん達?に深々とお辞儀してたね。そして、10区区間1位で走ってきたのか。幻の区間賞は残念だけど、立派だなあ。 #箱根駅伝
— 恵一郎
(@syuugetu3) 2017年1月3日
幻の区間賞にはなってしまいましたが、立派な走りを見せてくれた照井選手。彼の走りは応援した人々全員の心に残り続けることでしょう。