人が近づかない廃墟の地下に迷い込んだ瀕死の野良犬 見るに堪えない姿の犬に愛情を注いで治療してみると・・・
動物には自分たちで傷を治す事はできません。
病院のような施設もないし、名医がいるわけでもありません。
それだけに傷を負えば安静にしている他、選択肢がないのでした。
今回はインドで発生したある出来事について紹介していきたいと思います。
とある動物愛護団体に連絡が入りました。
その内容は「廃墟の地下に瀕死状態の犬がいる」というものでした。
連絡を受けた段階で瀕死状態という事は相当な緊急性を有していると判断した団体はすぐさま救出しに行くことに。
そして言われたとおりに廃墟へと向かうと想像以上に悲惨な姿の犬を一匹発見しました。
その犬は病気にかかっており、かなり衰弱していました。
その為か動くことが出来ず自分で食料を確保する事が出来なかったのでした。
発見した時にはかなり危機的な状態だったので、迅速に病院へと連れていきました。
動物保護団体ではこの犬を「ペリー」と名付け、ここから献身的に介抱していくことを決めたのでした。
そして最終的には里親を探すところまで持っていこうとしました。
迅速で的確な治療とスタッフたちの愛情も相まってペリーは見る見るうちに本来の姿を取り戻していくのでした。
治療もある程度の段階まで行いリハビリで運動をしだすようになる頃には
もう発見した頃の面影はすっかりなくなっていました。
今ではリハビリを見てくれている職員に勢いよく飛びつくほどの元気さを取り戻しました。
更に信頼できるような人間が近くにいることでとても人懐っこい性格に育っているそうです!
発見がもう少し遅れたら・・・そんなことを考えると恐ろしいですが
今とにかくペリーが無事に快復してくれたことが何より大事なことです。
この時点での里親が見つからなかったことを悲しんでいた動物愛護団体のスタッフたちでしたが
消えかかっていた命が一つ救えただけでもとても素晴らしい事です。
ペリーが完全に元気を取り戻し、里親が見つかることを切に願っています!