ビーチで異臭を放つ謎の物体を見つけたカップル 実はこれは700万円で売れる「アレ」だった
イングランドの西北部にある、ランカシャーという州。そこにあるモアカムベ湾のビーチにてこんな出来事がありました。
一組のカップルがそこのビーチを散歩していると、なにか異臭がすることに気がつきます。まるで腐った魚のような匂いです。その匂いの元へ近づいていくと、奇妙なものが見えます。
ラグビーボールよりも少しだけ小さい、灰色の塊。
普通なら気持ち悪くてそのままにしますよね。しかし、たまたま新聞で「それ」についての記事を読んだことがあったそのカップルは、それが何かわかりました。そして、この奇妙な物体をスカーフに包んで持ち帰ったのです。
いったい何を考えているのでしょうか。
実は、この塊は700万円相当の代物だったのです。
塊の驚くべきその正体とは、、、
結石
その正体はクジラの結石だったのです。クジラの結石は「龍涎香(りゅうぜんこう)」と呼ばれて、高級な香料として取り扱われています。
この結石はクジラの嘔吐物として知られています。しかし、この龍涎香は香りを長持ちさせるために使えるのです。非常に珍しいものなので、自然とその価格も高くなってきます。このカップルが見つけた龍涎香は1.57kg。これは約700万円相当の価値があると言われています。
何も加工していない状態だと、ひどい悪臭がするそうです。それが香料として使われるのですから不思議なものですね。
その質感はろうそくと似ていて、少しべたついています。
このお宝を発見したカップルは、そのお金をトレーラーを買う費用に充てたいと語ったそうです。
くさい臭いを放つ塊が実はこんなにも高い価値あるなんて驚きですね。
みなさんも異臭を感じたら調べてみるのもありかもしれません!