体長6メートルのクジラが亡くなっているのを発見した漁師 その死因を知った時、彼らは心を痛めた・・・
ノルウェー南部で体長6メートルのクジラが数人の漁師たちによって打ち上げられました。
こう聞けば普通のことのように聞こえますが、この出来事には悲しい事実が隠されていました。
というのもこのクジラ、打ち上げられた時には既に死んでいたのでした。
漁師たちがクジラを発見した段階では苦しそうにこそしていましたが、まだ生きていました。
しかし発見して間もなくこのクジラは息を引き取ったのでした。
死因を突き止めるためにこのクジラを解剖したところ
クジラの体内には信じがたいような光景が広がっていました!
胃の中に入っていたものとは・・・
大量のビニール袋!!
これがこのクジラを死に至らしめた要因だったのです。
このクジラは大量のビニール袋を呑み込んでしまった為に、
食べ物を分解することが出来ずろくな栄養も取れないまま死んでしまったのでした。
これらのゴミのせいでクジラの脂肪層は通常では考えられないような薄さにまで小さくなっていました。
人間が海に投棄したゴミをこうして海洋生物たちが飲み込んでしまうのです。
人間のエゴによって海を縄張りとする生き物が死んでいく事件が全世界で起こっています。
「少しぐらいならいいや」という軽い気持ちがこうして大きな事件につながっているのです。
こうしてまたどこかの地で苦しんでいる生き物がいるのかと思うと心が苦しくなるばかりです。
自分たちの軽い気持ちが後々大きな事件に繋がる可能性もあるそんなことを考えて行動して欲しいものです。