6歳の女の子が「裕福そうな子」と「貧しそうな子」として街中に立つ実験。その結果を知り、あなたは心が痛くなる・・・
【街中で行われたある実験】
東ヨーロッパのグルジア、その首都トビリシである実験が行われました。
その実験とは6歳の一人の少女「アナノ」ちゃんに街中でを立ってもらったり、レストランに行ってもらったりするものです。
ただ街中でたったり、レストランに行ったりするだけではなく彼女には「裕福そうな恰好」と「貧しそうな恰好」をしもらいます。
彼女の容姿の違いで人々がどんな反応の違いを見せるのか、あなたは想像できますか?
【裕福そうな恰好の時】
綺麗におめかしをしたアナノちゃん。その恰好で街中に立ってもらいます。
すると、それほど時間も立たずして街行く人が話しかけてきました。
「名前は何て言うの?」
「歳はいくつ?」
「迷子になったのかい?」
街の人々は彼女のことを心配し、声をかけてくれました。
レストランでも同じでした。
多くの人が彼女に話しかけ、楽しそうに彼女と話をしてくれました。
では貧しそうな恰好の時はどうなったでしょうか・・・?
【貧しそうな恰好の時】
アナノちゃんが貧しそうな恰好をした時、心が痛くなる結果となってしまいました。
街中で貧しそうな恰好で立つアナノちゃん。
同じ場所に同じ少女が立っているのに、誰も話しかけてきません。
遠くを見つめ続けるアナノちゃんの姿はとても寂しそうです。
レストランでは・・
人々は貧しそうな恰好のアナノちゃんを見て嫌な顔をします。
また人によっては店の人を呼び出し、「この娘を外に連れ出してくれ!」と言う人もいました。
あまりに人々から冷たくされ、アナノちゃんは泣き出してしまいました、、
ここで実験は終了しました。
【実験を終えて】
「私の服や顔が汚いから、皆があっちに行けって言う」「悲しかった」
辛い表情で話すアナノちゃん。彼女からは深い悲しみを感じます。
世界中には、実験中のアナノちゃんのような悲しみを感じながら生きている子どもたちはたくさんいます。
「困っている人には助けの手をさしのべましょう。」大人は子どもたちにそう教えます。
しかし、本当に困っている人とはいったい誰のなのでしょか?
助けが必要な人にみんな優しくしているでしょうか?
貧しさと豊かさ。多くのことを考えさせられる動画のご紹介でした。