あなたは正しい意味が分かりますか?多くの人が勘違いしている「平謝り」の意味
皆さんは普段話している際に、正しい日本語を使えているでしょうか?
世の中には、間違った認識で広まってしまっている言葉も数多くあります。その例をいくつか見ていきましょう。
失笑する
皆さんはどのような意味で、「失笑する」という言葉を使っているでしょうか。
「苦笑いをする」などと近い意味合いでこの言葉を使ってはいませんか?実はそれは間違った認識です。
「失笑する」の本来の意味は、「こらえきれず吹き出してしまう」ことです。
確信犯
「確信犯」という言葉も、多くの人が間違った意味で使用している言葉かもしれません。
間違った認識では、「悪いと分かっているにも関わらず、その物事を行う人」という意味で使われていたりします。
しかし、「確信犯」の正しい意味は、「宗教や信念に基づいて、正しいと思い込んで行われる犯罪」です。
平謝り
このように、意味を取り違えている言葉は意外にあるかもしれません。
それでは、「平謝り」はどういった意味で使っているでしょうか。
この問題を取り上げたのは、twitterユーザーの(@hiroko_TB)さん。
最近、自分が謝るときに「私のミスです、平謝りする他ありません」と発言したら、、、
最近、自分が謝るときに「私のミスです、平謝りする他ありません」と発言したら、「君、平謝りは謝らないことを言うんだよ、言葉には気をつけなさい」と言われて、更に重ねて「言葉には気をつけます」と言ったけれど、そのあと国語辞典みたら平謝りは、土下座レベルで謝るという意味で合ってた……
— あしやまひろこ (@hiroko_TB) 2017年3月10日
平謝りという言葉は、上っ面で謝るという意味で広まっていることもあります。しかし、本来は「ひたすらに謝ること」を意味します。
平謝りって、反論などせず、謝りに尽くす、という意味だと思って発言したけれど、世の中的には、上っ面で謝るっていう意味(こっちのほうが間違いなんだけど)で広まってるっぽい。
— あしやまひろこ (@hiroko_TB) 2017年3月10日
言葉
皆さんはこれらの言葉を正しい意味で使っていたでしょうか。勘違いをしていたという人もいるでしょう。
しかし言葉というものは、どのように認知されているかということも大切な要素です。意味の変化にも留意しつつ、正しく美しい日本語を使っていけると良いですね。