病気を理由に犬を山に捨てた飼い主 心無い最低の行為に「生涯ペット飼育禁止」の珍判決が下される!!
イギリスのウェールズ地方にて起こった悲しい事件は因果応報の結末に終わりました。
2016年8月12日その事件は起こりました。
シェパード犬だったマックスは体に病を抱えていました。
そしてそのことが原因で飼い主に山に捨てられてしまったのでした。
発見された時にはカーペットにくるまれ、体は痩せ細りきっていたそうです。
背骨は浮き立つほど痩せており、声をかけてもほとんど反応がないほど瀕死状態に陥っていました。
見るからに危険な状態を察した発見者さんはすぐさま動物病院へ連絡を入れました。
病院へと連れて行かれたマックスでしたが診察の結果、
治療を続けても回復する見込みがないためにこのまま安楽死させるのが良いだろうとのことでした。
そして身寄りもないため、結局は安楽死をさせることに決定してしまったのでした。
あまりにも無残な結果にいち早く反応したのは英国動物虐待防止協会でした。
彼らは何の罪もない一匹の犬が無情にも死んでしまったことをひどく悲しみました。
そしてこんなことをした飼い主に対して、激しい怒りを覚えたのでした。
すぐさま飼い主を探すべく同協会はFacebookに状況説明とマックスの事を投稿したのでした。
するとこの投稿はすぐさま反響を呼び、多数の人間の協力もあって
マックスを捨てた飼い主を特定する事態に至ったのでした!!
事件から8カ月の歳月が経過した2017年4月。
マックスを捨てた元飼い主の男性の裁判が行われました。
裁判では元飼い主の男性に3つの事が言い渡されたのでした。
懲役18週間、執行猶予12カ月のほかに、裁判官は「生涯ペットの飼育禁止」を伝えたのでした。
当然の報いですよね。
こんな人間に飼われたペットは不憫でなりません。
真っ当な飼い主であれば、マックスは死ぬことはなかったかもしれません。
これ以上人間の身勝手な行動で動物たちが傷つけられるのは見たくありません。
ペットを飼うという事には責任が伴います。
それを全うできる人間以外にペットを飼う資格はないのです。
これ以上被害に遭う動物が出ないことを祈るばかりです。