ダウン症の娘と母親 ある男性が彼女たちにかけた言葉に考えさせられる

ある母親がfacebookに投稿した感動するエピソードを今回ご紹介します。

【カフェでくつろいでいると・・】
その女性はカナダに住むパムさん。彼女には一人の娘がいました。彼女の娘の名前はソフィアちゃん、ダウン症を抱えています。

パムさんはソフィアちゃんが生後18か月の時、あるカフェでゆっくりとくつろいでいました。
すると、近くにいた女性2人組がソフィアちゃんのことをジロジロ見て、何かこそこそ話しています。

パムさんがその二人に気付いても彼女たちは見るのをやめません。ダウン症であるソフィアちゃんのことを興味本位で見てくる人は多く、慣れていることでした。
しかし、この日はとても嫌な気分になったそうです。

【見知らぬ男性が近づいて・・】
すると、一組のカップルが近づいてきました。
パムさんは「また違う人たちがソフィアを見に来た・・」と思いました。
すると、カップルの男性がソフィアちゃんにハイタッチしながら挨拶し、握手しました。ソフィアちゃんもこれに対し、笑顔で手を振り返しました。

すると、その男性は目に涙を浮かべ、パムさんに話しかけてきました。

彼の涙の理由とは・・?


【泣きながら話す男性】
男性は泣きながらパムさんに話しかけます。
「あなたに聞いてもらいたい話があります。でも途中で泣いてしまって話せなくなるかもしれません・・」

パムさんは「ぜひ聞きたいわ」と答え、男性は話し始めました。
彼はその前日テレビのニュースで、重度の障がいをもつ赤ちゃんを産んだ母親のインタビューを見たそうです。その母親は医師から人工中絶を勧められたそうです。しかし、その申し出を断り、出産したようです。

彼は続けて言いました。
「私が言いたいことは、チャンスを与えて見ない限り、生まれてくる子は世界にどんな影響を与えるかなんて誰にも分からないということです。」
「あなたもまたあなたの娘さんも美しい。すばらしいことなんです。」
彼はそれだけ言い、その場から去っていきました。
彼はとても真っすぐな人物でした。

パムさんはその男性の言葉を聞き、突如泣き崩れたそうです。
「彼は知り合いでない人の中で初めて、私の娘であるソフィアが生まれてきたことを祝ってくれました。
また、同時に彼はソフィアの価値、たいせつさ、美しさを認めてくれた初めての知り合いでない人でした。」
と語っています。


出典 facebook

ソフィアちゃんのように障がいと共に生きている子どもたちは世界中にいます。そんな彼らがこの世界に与えてくれる影響は何にも変えられないかけがえのないものでしょう。
そんなことをパムさんの投稿、そしてパムさんに話しかけた男性が私たちに教えてくれました。

また、この男性のような考え方を持つ人が増えていけば、誰もが笑って暮らせる社会になることでしょう。

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