子供の悪質なイタズラに効果てきめんな「ある一言」 それは海外からの知恵でした
ウィーンに住んでいるというtwitterユーザーの(@hyoroWien)さん。
子供がイタズラをやり始めた時の知恵を投稿すると、たちまち注目を集めました。
その内容がこちら。
こちらで子供が食べ物で遊んだり、激しめなイタズラし始めた時、大人は叱ったりせず、しずかにDas ist nicht lustig(それおもしろくない)って言うんだよね。これ結構子供に効くみたいで、しゅんとして大抵のイタズラはおさまる。子供は自分の面白いと人の面白いが違うことを理解する。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月29日
ただ叱るのではなく、「それおもしろくない」とたしなめるそうです。
この方は日本語でこの言葉をよく使うそうですが、その効果はあまりにすごいそうです。
その様子をこう語ってくれました。
これ私も日本語でよく使うんだけど、あまりに効果がすごいので、普段使いするのはかわいそうで、切り札みたいになってる。子供ってすぐエキサイトしてめちゃくちゃするから、燃え盛る火に水をかける感じ。出先で騒ぎ出しても、耳元で少しキツめに「おもしろくない」って囁くだけで、すごい効果。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月29日
関西人のよく使う「あーおもろな」は、退屈だなー的なニュアンスあるから、少し違うんだよね。Das ist nicht lustigは、「あなたは面白いと思ってるでしょうが、ほかの人には迷惑です。周りを見なさい」って感じの意味。言われたら急に冷静になる。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月29日
親は声を荒らげたり、大声で叱るのではなく、耳元や小さい声で、落ち着いて静かに言う点も、効果に響きます。親もエキサイトしたら逆効果です。子供のおふざけを無視はしないけど、相手もしないというきっぱりした態度が効果的かと。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月30日
ちなみに、これを書くきっかけの出来事。駅で5歳くらいの男の子が母親と電車待ってて、食べてたフライドポテトを地面に投げて遊び出した。親は3回小声で止めるように言ったけど、親をチラチラ見てはまた投げる。そこで親は小声でDas ist nicht lustig.と言い、男の子はハッとして、投げるのをやめた。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月30日
会話は横に立ってた私にギリギリ聞こえる小声だった。子供は最初の3回でたしなめられてるのに、まだ投げ続けてたから、悪いのは分かってやってた。「僕悪いことしてるけど、無視してていいの?ママ?」みたいな感じで親を見てたら、親が切り札を切ってきた形。子供は納得してた。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月30日
声を荒らげてもいなかったし、親も段階的にたしなめて、最後の手段で「面白くない」のカードを切った。日本語でいう「いい加減にしなさい」的なタイミング。子供も自分がいけない事してるの分かってて、構って欲しくてやってたから、ある意味親との信頼関係の上に成り立つ場面なのかな。
— hyoro (@hyoroWien) 2018年1月30日
確かにこれは真向から怒るよりも効果がありそうですし、同じようなイタズラをしなくなりそうですね!
お子さんがいる方は切り札として試してみてはいかがでしょうか?