「愛車見送りの儀」何それ!? デンマークの飲酒運転に対する法律が厳罰すぎる
車の技術は年々向上していき最近ではドライバーが運転しないでも走る
自動運転の自動車が開発される段階までやってきました。
自動運転には事故の減少が期待されています。
しかしこの間自動運転初の死亡事故が起きるなどまだまだ問題は山積みです。
人間が扱う以上、ヒューマンエラーが生じ事故が起きてしまうのはしょうがないことかもしれません。
しかしここ数年飲酒運転による事故が急増し議論を呼んでいます。
法律で多少の規制がかかった日本ですが、依然として事故数は多く規制の抑止力に疑問が持たれています。
そんな中ツイッターで紹介されたデンマークなどの北欧地域の罰則内容がえげつないと話題を呼んでいます。
ツイッターでデンマークの飲酒運転に対する罰則をツイートしてくれたのはぶんちゃん (@The_Bunchan)さん。
日本とは大幅に罰則内容が異なっており、これだったらかなりの抑止力になっていることは間違いないでしょう。
では、実際にぶんちゃんさんが投稿しているツイートをご覧ください・・・
デンマークでは、飲酒運転で捕まるとその場で車を没収される法律ができた。結果、飲酒運転による死亡事故が半分に減ったそうだ。没収した車はオークションにかけられ、売り上げは国庫に入るという。素敵やん。
— ぶんちゃん (@The_Bunchan) 2016年7月9日
デンマークで飲酒運転で捕まると、その場で車を没収されるだけでなく、運転免許並びに最低月収の1ヶ月分を没収される。捕まったら直ぐにレッカー車を呼ばれ、心の準備をする間もなく「愛車見送りの儀」が始まる。違反ドライバーの記憶に後悔の念が強く刻まれるとても素敵な儀式である。
— ぶんちゃん (@The_Bunchan) 2016年7月10日
デンマークでは、国を挙げた飲酒運転撲滅努力の総合的な結果、飲酒運転による死亡事故が半減したということだったが、何にせよ車没収はインパクト大。飲酒運転は悪質な確信犯、免許取消でも車があれば確信犯は無免許運転をする。日本では所有車を全て没収して素敵なママチャリをプレゼントすればいい。
— ぶんちゃん (@The_Bunchan) 2016年7月11日
日本では考えられないほど厳格な法律ですよね。
でもそれほどまでに飲酒運転は悪質で危険を孕んでいるものなんです。
アルコールの力がいかに強力なものかをしっかり理解しないと重大な事故につながります。
本人の軽い気持ちが一生涯の傷物になることがあるんです。
北欧でも被害が拡大していた飲酒運転。
その悪質な事故を減らすべくこの法律の制定に踏み切ったそうです。
およそ2年前に制定されたこの法律。
文面からでも十分伝わる通り効果抜群だそうで
かなりの数の事故数、死者数を減らすことに成功しているそうです。
デンマークでは国の予算を大きく使って飲酒運転の撲滅に力を入れており、
2007年~2014年までの8年間で死者数を55%減らしたというデータが上がっているのだとか。
国側の強い意志が感じられるこの政策に国民もきっと賛辞を送っていることだと思います。
日本でも実際に抑止力としての法律が機能していないことは明白です。
北欧での強気な姿勢を見習って日本でも効果のある対策法を実施してほしいものです。