まさか!ノンアルコールビールを見た外国人観光客、日本人も驚きの行動に!

諸事情によってビールを飲めないとき、少し物足りないけれどもノンアルコールビールを飲む人はいるでしょう。
アルコール分がゼロなのにもかかわらず、ビールに近い感覚が味わえるとのことで、販売当初からかなりの人気を誇り、各社、その個性を打ち出しながら他社との差別化を図り、より美味しさを追求していますね。

そんなノンアルビールですが、日本人の我々であればまず、そんなことはしないといった行動を、海外から来た旅行客の方がしてしまうという事態が起きたそうです。
それはいったいどういう事なのでしょうか?

写真は国内大手のビールメーカー、KIRINが出しているキリンフリーという商品ですね。
たいていのスーパーマーケットやコンビニの棚に並んでいる、いわゆるごく普通のノンアルビール。
国が違うからといって味についても値段についても、文化圏の差というものが驚くほどあるようにも思えません。

今回の問題を引き起こしているのは、この写真の「FREE」という文字です。
というのも「FREE」という表示が、外国の方には「アルコール度数0%」でなく「無料」という意味になるからです。
そのため、無料だと勘違いした外国人がどんどん持って行ってしまったというわけです。

発売当初は、日本人でも「試供品」と勘違いした人もいたようですね。

ただ、「そっかぁ、外国人はわかんないもんなぁ~!」なんて悠長なことを言っていると日本人も痛い目に遭います。
こういった勘違いは、外国人だけには当てはまるものではないのです。なぜでしょうか。
「FREE」という単語を、外国人が「アルコール度数0%」と変換できなかったように、その逆もあり得る恐れがあるからなんです。
どういうものがあるのでしょう?

あなたはタバコを吸いますか?
海外でタバコを吸う時は、その場所に十分注意を払った方がいいでしょう。
ちなみに、これはタバコを吸っていい場所でしょうか?吸ってはいけない場所でしょうか?

答えは「吸ってはいけない場所です」。
この場合の「FREE」は「(喫煙)自由」という意味ではなく、「(煙から)解放された」という意味です。

間違って吸って罰金…なんてことにならないようにしましょう。

つい笑ってしまう、こんなものもあるようですね。

確かに「チャージをかける」といいますよね(笑)
その「チャージ」だと解釈して、改札を突破していったんでしょう。

4年後にオリンピックが迫っているのに、日本ったらこんな調子大丈夫かしら…と思った矢先、日本政府も黙っていたわけではなかったようです。

7月4日、経済産業省は、看板などに表示されている施設案内の「図記号(ピクトグラム)」を、海外から来た人にもわかりやすくするため、2017年夏に改定するという発表をしました。
例えば、従来の「温泉マーク」は「温かい料理」に、「触るな危険」は「こちらに来るな」に誤解される恐れがあるからだそうです。(東京新聞)

訪日外国人の数(年間)が2,000万人に達しようというする中、こういった配慮はとても大事ですよね。
広く外国からきてもらうには、相手の文化や言語もある程度知った上で、接してあげることも必要な時代なのかもしれませんね。

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