生存率わずか1%!難病を乗り越え役者になった神木隆之介とその母の並々ならぬ決意の物語!


神木隆之介、23歳。
1993年5月19日生まれ。

彼を知っているという人は、子役としての彼を知っているという人がほとんどではないでしょうか。
今でさえこんな立派な青年になり、ドラマや映画など第一線で活躍されている役者さんですが、
一時は背も低く(というか小さく)、その愛らしいまでの姿を、カメラフレームからお茶の間にお届けしていたあの頃の“隆之介くん”が記憶に強く残っている人は多いのではないかと思います。
ジブリの名作『千と千尋の神隠し』の「坊」役の可愛い声で彼を知った人もいれば、
『妖怪大戦争』での迫真の演技に魅了されてファンになった人も少なくないと思います。
同じく筆者も彼にそういうイメージしか持っていませんでした。

しかし一方で、彼が生後間もない時期に生死の境をさまよっていたことはあまり知られていないことかもしれません。

生後すぐ、彼は感染症にかかってしまい危篤の状態が約2か月続いたそうです。

しかもその生存率は1%。

ほとんど助からないと言われましたが、それでも隆之介くんの母は決して諦めなかったそうです。

「隆之介をたすけて下さい…!」

お母さんは、この世に生まれてきたわが子に、たったそのことだけを思って、思って、思い続けたんだと思います。

お母さんの強い気持ちが届いたのか、なんとか一命を取り留めた隆之介くんは、その後入退院を繰り返しましたが、順調に育っていったようです。

そしてお母さんは、こう思うようになります。

「(隆之介の)生きている証を残したい」

そう感じたお母さんは、彼に子役という“証”を与える決意をしたのです。

それからというもの、神木隆之介という一人の役者が名を馳せるようになっていきました。

インタビュー(動画)内で「役者とはなんですか?」という問いに対して、彼が「隆の全部、命」と答えているところからも、母子の絆は固いものなのだなと感じました。

若干11歳でこういった受け答えができるのも十分に素晴らしいのですが、なんといっても、彼が自分でまとめた「欲しいもの夢ブック」に「お母さんが長生きしますように」と書き込まれていたのには、正直涙が出てしまいますね。
(インタビューに付き添ったお母さんはもちろん泣いていました(笑))

この世に生まれてきた瞬間から苦境に立たされながらも、心優しい、そして素晴らしい役者に育った神木隆之介さんと強い気持ちで彼を支え続けたお母さんが織り成す物語は、まだまだ終わらないことでしょう。

ぜひ、お母さんを幸せにしてあげてくださいね。

《神木隆之介主演声優アニメーション映画》
2016年8月26日全国ロードショー 新海誠監督最新作『君の名は。

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