風邪の原因をガン治療に!? 岡山大が発表した新たなガン治療法で7人中5人の腫瘍が消滅!

以前Hash内の記事でがん治療の最新研究を取り上げました。
世界的に注目を集め早期の実用化が待たれていました。
そんながん研究に関しての新たな発表がツイッターで話題を呼んでいます。

それは岡山大学の研究チームが発表したもので、
7人の食道ガン患者に投与したところ、その内の5人で腫瘍が消えるなどの改善効果が見られたそうで
大注目を集めています。

この研究の成果をまとめた岡山大学の研究チームは、7/28から東京都内で開催予定の日本遺伝子細胞治療学会
で研究成果を発表する予定とのことです。

こちらが話題のツイート。

こちらのツイートが何故そんなにも話題を呼んでいるのでしょうか?
勿論新たなガン治療に役立つのならば無条件で話題を呼ぶのはあり得ることですが
この研究はそれだけではありませんでした。
がん治療のやり方がとても斬新かつ有用なものだったのです。

このがん治療に使われるのはなんと風邪の原因になる「アデノウィルス」というウィルスだったのです。
私たちが通常風邪と呼んでいる風邪症候群を引き起こすウィルスの遺伝子を改造して
今回のガン治療に使えるウィルスを開発したそうなんです。
とてもユニークで斬新なアイディアですよね?
先ほどのツイートの中でも言及されていますが、日本に先立ちアメリカでは既に
ウィルスを使ったいわゆるウィルス療法が確立されているそうです。

出典:ja.wikipedia.org

どんな働きをするのか?

だたウィルスを使ったら体の違う機能に影響があるんじゃないの?
そんな考えが浮かびますよね?
でもこの改造されたウィルスは他の細胞には無害なものなんです。

このウィルスはガン細胞に対しては細胞を死滅させる働きを持ったり、感染し細胞を破壊したりするそうですが
正常な細胞に対して感染した場合は自然消滅するそうです。
つまり体には実害がほとんどないという点で非常に優れておりここが注目を集めている要因の一つにもなっています。
ただ完全に投与した後に副作用が無いわけではないそうです。
しかしこのウィルスの副作用は発熱や食道炎などかなりの軽い症状にとどまったとのことです。

完成が待たれる最新のガン治療。
1人でも多くの人が辛いガンを根絶できるように岡山大学には頑張って頂きたいです。

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