【感動】鉄拳さんが描く 認知症になった老父と「ありがとう」を伝えたかった娘の物語に涙

感動的なパラパラマンガを作っているお笑い芸人・鉄拳さん。彼のパラパラ漫画は全世界で注目、評価され、多くの人の心を掴んでいます。

鉄拳さんが描いたこの新作は、とある女性の実話を描いた作品。故人に伝えたい手紙を募集した、『つたえたい、心の手紙』で入賞した『お父さんは愛の人』をパラパラ漫画で再現たものです。

《大好きな父が認知症に…『お父さんは愛の人』》
投稿者の女性は、子どもの頃からお父さんに大きな愛を受けて育ちました。
そして結婚、離婚、出産、育児…と、たくさんのことを経験した彼女の隣には、常に大好きなお父さんの姿がありました。
しかし、ある日彼女はお父さんの様子がおかしいことに気付いたのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=whwx9YShrtg

《小さいころから、ずっと大好きだったお父さん》
検尿に使う容器のフタを失くしてしまって泣いていた時、コルクを削って代わりのフタを作ってくれました。
技術の授業で防犯ブザーを作らなければいけなかった時、不器用な私の代わりに徹夜で作ってくれました。


私が困っている時、いつだってお父さんは助けてくれました。

《大人になってたくさんのことを経験した私》
大人になった私は、とある男性と結婚し、子どもを授かるも、いろいろあってすぐに離婚することに…
それでも、実家に戻ってきたお腹の大きい私を見て、父は笑顔で迎えてくれました。


出産の時、ずっと病院の待合室で待っていてくれたのも知っています。
生まれたばかりの娘の頬を触る姿は、まるでわが子が増えたかように喜んでくれましたね。

私が忙しいときは、毎日のように娘の世話をしてた父。その光景を見て本当に嬉しかったのを憶えています。

でもお父さんの優しさがつらくて、ちゃんと「ありがとう」と言えなかった。

《ある日、父の異変に気づく》
家族でご飯を食べていた時のこと。私は、父の様子がおかしいことに気づきました。
いつも通りに食事をしているのに、ご飯をこぼしている父。しかも、床に落ちたものを手でつかんでそのまま食べてしまったり…。

不安になった私は父を病院に連れていきました。
すると医師からこう告げられました。

「お父様は、認知症です。」

父はそれから口数も次第に少なくなっていきました。

《父の介護に追われる毎日に》
身体を拭いたり、いろんなところへ徘徊するお父さんを止めにいったり、危険な場所に近付かせないようにしたり…。毎日毎日、お父さんのために私と娘は頑張って父と暮らしていました。


時には気持ちがこみ上げてしまい、泣いてしまったこともあります。いま思えば、ちょっぴり疲れていたのかもしれません。

そんなある日、トイレをしたお父さんのお尻を拭いていた時のことでした。突然、父は久しぶりに言葉を発したのです。

ごめん。


昔から「ごめん」が口癖だった父は、認知症が進行しても口癖は忘れていなかったのです。
その言葉を聞いた途端、こみあげてくるものがありました。
(謝らなくたっていい、やっとお父さんに恩返しできるんだもん…)

《天国にいった父》
それから、父は天国へと旅立っていきました。私と娘の中には、ずっと、ずっと優しい父がいます。
私も、お父さんみたいな「愛の人」になる。だって、お父さんの愛から生まれて育った子なんだから。

ありがとう。

今はもう、直接伝えることはできないけど、父にそう伝えたいです。

楽しいこともだけではなく、つらいこともたくさんあった。でも、彼女にとってはすべてが大切な思い出です。
手紙の全文は、以下のウェブサイトで読むことができます。女性の伝えたい感謝の言葉は、きっと天国のお父さんに届いていることでしょう。

「鉄拳」×「つたえたい、心の手紙」

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