5月31日は火星が地球に接近する日だってことをご存じでしたか?
そもそも火星がどれか見ても分からないという人もいるのではないでしょうか?
火星は南側の空にあり、他の星と比較してひと際赤い輝きを放つあの星のことです。
よく「スーパームーン」っていう単語を耳にしますよね!
あれは月が地球に接近して最も近くなる時に使う言葉です。
今回のケースに当てはめてみれば「スーパーマーズ」になります。
因みにこの「スーパーマーズ」という言葉は実際に使われている言葉だそうです。
なぜ「スーパーマーズ」が起こるのか?
地球が太陽の周りをまわっているように火星もまた太陽の周りを周回しています。
地球がおよそ1年(365日)で1周するのに対して
火星は長く、およそ1年10カ月(687日)かかると言われています。
この公転の周期の違いが「スーパーマーズ」を生み出しているのです。
そしてこの地球と火星が接近する「スーパーマーズ」の周期が26カ月なのです。
観るうえでの注意点
流星群でもそうですが、星を見る上で大切なのは天候です。
しっかりと天気の良い晴れた日の日没後に見ることが非常に大事なポイントになってきます。
天気の悪い日に見ても霞がかってよく見えなかったり、思うような結果が得られないことがほとんどです。
今回の大接近は幸運にも天候の良い日が続いているのでくっきりとみることができそうですね。
しかもいつもの「スーパーマーズ」とは何かが異なっているらしいのです。