実はこの池、出現すること自体がとても珍しくしかもそのタイミングが不定期なんです!
一回出現したら12年間出現しないこともあるし、逆に1年間ですぐに出現しちゃうこともある池だったのです。
それに加えて一度出現してから消えてなくなってしまうまでが異様に早く、出現から数日間で消えてしまうこともちらほら。
これが遠州七不思議の一つに数えられている理由だったのです。
しかもこの幻の池は出現する方法もいまだにわかっておらず、
様々な説が浮かび上がっています。
しかしいずれも有力説程度で確実だと言われている説は未だに発見されていません。
1954年(昭和29年)
1961年(昭和36年)
1968年(昭和43年)
1975年(昭和50年)8月26日
1982年(昭和57年)8月11日
1989年(平成元年)9月8日
1998年(平成10年)10月2日 前回の出現から9年ぶり
2010年(平成22年)7月20日 前回の出現から12年ぶり
2011年(平成23年)9月11日 前回の出現から1年
これが過去の池の平出現の年表です。
どうやら夏~の出現が多いようですが今年は見ることができるのでしょうか?
まるでハリーポッターやもののけ姫に出てきた池のような印象を受けます。
どちらも幻想的な世界観を強調するかのような背景で作品のテーマに沿っていました。
予測することができないうえに出現期間がとても短いこの「池の平」。
今年は万が一ってことがあるかも知れませんよ!
雨が降った直後に狙っていけばもしかしたらこの幻の池に巡り合うことができるかもしれません!