その写真というのは、宇宙飛行士である野口聡一さんがツイートした「宇宙から見た台風10号」の写真です。
野口聡一さんといえば、宇宙への初飛行は今から11年前の2005年7月26日のミッションSTS-114にてミッション・スペシャリストとして乗船した日本人宇宙飛行士です。
また、2009年12月20日にソユーズTMA-17に搭乗、国際宇宙ステーション(ISS)に約5ヶ月間滞在。2010年6月2日地球に帰還した実績を持っている方です。
その野口さんが「ご注意ください」と言いながらツイートしたのがこちらです↓
Watch out for heavy rain! Typhoon season continues. ご注意下さい、#台風 が通過いたします。 pic.twitter.com/ljBvjVWy5P
— Soichi Noguchi 野口 聡- (@Astro_Soichi) 2016年8月28日
宇宙空間の真っ黒な背景とあいまって、台風10号の大きさが不気味に感じてしまいますね。
雲の厚みが膨大なエネルギーを感じさせます…!
他にも、以前野口さんが撮られた写真があるそうです。
野口聡一さんのツィート画像がヤバイ。台風すげぇ! pic.twitter.com/pYCFX4ZTlh
— ❁あんちょこ❁ (@ann_choco_) 2014年10月13日
台風の目の中は、雲の渦になっていて、その中心は…細かな雲の集まりですかね??
なにせ、自然の怖ろしさをこの写真でも感じ取ることができます。
こちらは同じく宇宙飛行士の油井さん(ゆいさん)が昨年宇宙飛行中に撮られた写真です。
小さな衝撃……宇宙滞在中の油井さんからの写真の一部「台風の目」が恐いよね‼😲😱 8月 pic.twitter.com/em7hL97OQo
— ひとり ポツリ (@8mil5co6enh7m) 2015年12月4日
どれも、台風のスケールは大きく、不気味なほどに綺麗で真っ白な渦を巻いています。
結局、関東を避けて東北地方に史上初上陸を決めた台風10号は、特に東日本を中心に大きな被害をもたらすことになりました。こういった台風通過後は、悲しいニュースがTVから流れてくることも少なくありません。
住んでいる地域が被災したかどうかで「こんなにもひどかったのか…」と、予想に反して被害が後々になってわかるなんてことは多いと思います。
強い台風10号は18時前に、岩手県大船渡市付近に上陸。今夜以降は速度をあげて北西に進む予想です。北日本はあす31日にかけて大雨、暴風や高波、土砂災害、高潮などに厳重に警戒してください。土砂災害や川の増水にも警戒が必要です。 pic.twitter.com/VKJCOZp1i6
— Yahoo!天気・災害 (@Yahoo_weather) 2016年8月30日
私たち日本人は、多くの自然にあふれたこの島で“住処を借りて”生きています。
まわりにあるその自然はともすれば、そこに住んでいる私たちに牙をむくこともあります。そればかりはどうしようもないのが現実ですが、少しでもこういった自然と共存できるように暮らしていければいいですよね。