「発見が遅ければ命は無かった・・・」 建設現場で発見された泥だらけの動物の赤ちゃん 保護され驚きの姿へと変貌を遂げる!
世界の中心都市ロンドン。
イギリスきっての街は世界中から多くの人々が訪れるマンモスタウンと言えます。
今回のお話はそんなロンドン東部に位置するカナリー・ワーフというところで起こりました。
ある日建設現場にて建設中の建物であるものが発見されます。
全身を泥に包まれた動物の赤ちゃんが穴の中で動けなくなっている状態で発見されたのです!
現場作業員たちはすぐさまこの泥まみれの動物を救出します。
見た目だけでは何の動物なのかわからないほど全身は泥に覆われており、体は冷え切っていました。
その動物はすぐさま動物病院へと搬送され適切な処置が施されました。
まずは冷え切った体を温めるため、体に適温のお湯をかけて泥を洗い流しつつ、体温の回復を図りました。
これだけやってやっと姿がはっきりとしてきましたね。
それでもこのままではまだ何の動物であるかがはっきりしません。
この後も献身的に動物病院でも処置が行われていきました。
毛並みを整えてあげたり、食事を与えたり、適度に体を動かすような運動をさせたりと
リハビリさせていってあげると・・・
本来の可愛らしい姿に戻っていきました・・!
あんなに毛並みもボロボロで泥まみれだった動物は綺麗で可愛い子ギツネに変貌を遂げたのでした。
今では当時の状態が想像できないぐらいの元気さを見せているという子ギツネ。
院長は処置をしたときの様子について以下のように語っていました。
「子ギツネが、どれだけの間穴の中に埋まっていたのかは分からないけれど、運ばれてきたときはショック状態だった。もし誰かに発見してもらえなければ、命はなかっただろう」
うっかり足を滑らせて穴の中に落ちたのか?
はたまた何か外的な要因によってこの泥だらけの穴に落とされたのか?
真相は誰にも分りませんが、こんなにも可愛い子ギツネが命をつなぐことが出来て本当に良かったです。
これからは暗い過去のことを忘れて、すくすくと育っていって欲しいものです。