コンビニに「辞めさせろ」というクレームが入った!プライベートも自由にできない社会だとTwitterでは議論止まず
動物をこよなく愛する大学生・まっすー(@MassuChannel)さんが、あるトラブルに巻き込まれた時のことをTwitterに投稿し、波紋を呼んでいます。
彼は、ミニチュアダックスフントやハムスターといった比較的ノーマルなペットから、
トカゲやヘビ、昆虫といった変わり種まで、たくさんの動物たちと一緒に暮らして楽しい日々を過ごしているようです。
警戒心がなさすぎる家の犬 pic.twitter.com/zoiw0tVHZC
— まっすー (@MassuChannel) 2016年9月24日
俺の膝 大好きやな
笑 pic.twitter.com/hTq35jY19q — まっすー (@MassuChannel) 2016年9月24日
とりあえず半分くらい終わった〜
ってもうこんな時間っすか笑 pic.twitter.com/9PhKBlRU1y — まっすー (@MassuChannel) 2016年9月26日
トカゲやヘビといった爬虫類(はちゅうるい)を飼っていると聞くと、
「ちょっと怖いかも…」と思いがちなものですが、彼は進んで動物好きな方たちとSNSで情報を交換し合ったり、動物を紹介しあったり、はたまた飼育方法についてまで公開したりしており、なんとも「動物なくして生きられない…!!!」といった、日々を送っているみたいです!
そんな彼はコンビニでアルバイトをしているようですが、
その働いているコンビニエンスストアで“ある出来事”が起きてしまいました。
ある日、彼の働くそのコンビニに一件のクレームが入ったのです。
クレームや苦情といったものは、どんなサービス業にもつきものではありますが、
そのクレームはまさに驚くべきものだったのです。
「爬虫類や虫を触っている人が働いているコンビニなんて考えられない。もう店に行けない、辞めさせろ」
もちろん彼の衛生管理はしっかりしており、ストレスを与えてしまうという理由でペットをお店はおろか、外にも連れて行かないんだそうです。
しかし、彼の訴えもむなしく、それが認められることはありませんでした。
お客さんから「爬虫類や虫を触っている人が働いているコンビニなんて考えられないもう店に行けない辞めさせろ」ってクレームが来たみたいでその気持ち分からなくもないけど、衛生管理ちゃんとしてるしその事を伝えたけどバイト辞める事になりました。はあ〜 とても悲しいです。
— まっすー (@MassuChannel) 2016年10月4日
追い詰められた彼の選んだ答えは…「辞める」というものでした。
自分が感じた動物の素晴らしさを伝えようとSNSを使ったことで、
誰もが思わぬ方向へと事態が転がってしまったことに、悔しさをにじませながらも、
やはり、悲しさを押し殺すことができない彼の姿に、胸を締め付けられます。
@matusima_7
僕のツイートはよく1万RT以上される事が多くそれを目にしたお客さんからのクレームの様です。
前までの僕ならそんな事はありえないと思う人間でしたが、最近になっては当たり前のように街中で声をかけられたりするのであながちありえない話ではないのだと理解しています— まっすー (@MassuChannel) 2016年10月5日
店長が言うには
そのお客さんが周りに言いふらして
店が潰れてしまう可能性があるかも
しれないのと上から圧力がきてるらしくて
どうする事も出来ないみたいです。ただ、今まで良くしていただいた
店にこれ以上迷惑をかけたくないので。— まっすー (@MassuChannel) 2016年10月4日
少数派への迫害が未だに根強く残るのは、
日本のその伝統的な気質やムラ社会の集団意識が強いからだといわれています。
ただ、いまこの時代に際して、そうやって数の力で認めたくないものを攻撃する社会ではあってほしくないなと思います。
バイトのメンバーも店長もみんないい人で楽しい職場やったのと俺の大好きなペット達が原因って言うのが辛い。店長に写真や動画を消したらクビにならんかもしれんって言われたけど 俺はこの道で生きていきたいし自分を否定する事になるから辞めますって伝えたら無力でごめんなって店長に言われ泣いた。
— まっすー (@MassuChannel) 2016年10月4日
僕からしたら爬虫類も虫も猫や犬と変わらない可愛い動物達なんですけどね 偏見に負けてしまう自分がとても悔しいです。
— まっすー (@MassuChannel) 2016年10月4日
確かに爬虫類を含め、
動物の種類の中には、近寄りたくないなと思う種類が生きているのも事実ですし、
嫌がる人がいることもまぎれもない事実ですよね。
ただ、そうだとしても、
一億人以上が生きているこの日本において、
趣味趣向、好き嫌いがすべて一致する人など確実に存在しません。
まっすーさんの「スキ」と、他の人の「キライ」が互いに認め合い、
(お互いが好きになる必要はないと思いますよ☆)
共存できれば、「自分、実はこれが好きだったんだ…(笑)!」と
カミングアウトできるような優しい社会ができるのでは、と思います。
難しいことですよね。
でも、これ、他人事ではないのです。
みなさんは、どんなことを考えましたか?
ご意見お聞かせください。