とても悲しい事故がタイで起きました。
タイの忠犬
タイの東部、チャンタブリというところの道路の路肩にいつもその犬はいました。地元の人たちによると、どうやらその犬は捨てられた犬のようで、いつも飼い主を待っていたようです。
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しかし、ここは比較的交通量の多い道路です。犬にとっても車にとっても危険な状態なので近隣住民の方たちは別の場所へと何度も移動させました。しかし、その犬はすぐにその路肩に戻ってきてしまうのです。
その犬はチャオロングと名付けられ、飼い主が捜索されることになります。
飼い主の捜索
この犬の話を、画像を添えてフェイスブックに投稿したところ大きな反響がありました。メディアがこの忠犬のストーリーを報道したため、この犬の情報が一気に拡散されます。しかし、チャオロングを引き取りたいという人が殺到するものの、飼い主はなかなか現れません。
そこで引き取りたいという人にチャオロングをお願いしようとしたのですが、チャオロングはどんな引き取り手にもまったく懐きません。前の飼い主のことをそれだけ想っているのでしょう。
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一年の月日
チャオロングは一年間の月日、ずっと待ち続けました。そこで悲劇が起こってしまいます。
そのニュースに誰もが涙を隠せませんでした。