とある牧場にエマという牛が暮らしていました。
牧場の閉鎖
この牛が住んでいた牧場が閉鎖されることになってしまいました。それに伴い、彼女は強制的に食肉加工場へと移送されることになってしまいます。そういった事例はよくあるそうです。
そこに希望の光を差し伸べたのは、「Kuhrettung Rhein-Berg – Lebenshof fur Tiere」という団体でした。
この団体は、牧場の閉鎖などによる強制的な食肉加工場への移送から牛を救う活動をしています。そのような境遇に陥ってしまった牛を、保護施設で受け入れてあげるのです。
エマは、荷台に積まれて新しい住処へと移動することになります。しかし、エマはとても怖がっていました。この先いったい何をされるのだろうか。殺されてしまうのか。そんな恐怖に悩まされます。
目から涙が
そんな恐怖から、彼女の目には涙が流れてしまいます。
牛はとても賢い動物のようで、食肉用に殺されてしまう前に涙を見せる牛は多いそうです。自分の身に何が起こるのかを理解しているのでしょう。
しかし、エマは幸運にも保護施設で暮らせることになりました。新しい保護施設に到着すると、エマは他の牛たちと触れ合い始めます。
エマが移送されるところから他の牛たちとの交流を深めるところまで、動画でご覧ください。