フォロワー数300万の超人気にゃんこナーラちゃん!彼女の写真を撮り続ける飼い主の想いに耳を傾ける―
Instagramに310万人のフォロワーを持つにゃんこがいます。
その人気猫の名前は、ナーラちゃん。
コンパスで描いたかのようにまんまるなおめめと、
お月様顔負けのまんまるなお顔を武器にして、あちらこちらでフォローが続出しているらしいです!
人気者になっているナーラちゃんですが、
実は…
動物保護施設で暮らしていたのです。
元々飼い主さん自身、猫を飼うつもりはなかったんだそうです。
しかし、施設でナーラちゃんと出会ったとき、
「この子を助けなきゃ」
そう、思ったんだそうです。
お家にナーラちゃんを連れ帰り、
早速、そのカワイイ姿を写真に撮ったりして、
そして撮影した写真の投稿を始めていきました。
“ナーラのカワイイ姿を見せてあげたい”
そういう気持ちも確かにはありましたが、
ナーラちゃんのカワイイ姿を撮り続け、
そしてそれを投稿し続ける飼い主さんの想いは、また別のところにあったのです。
ナーラちゃんはこの飼い主さんに出会えたから、
こうやって一緒に暮らして、Instagramに投稿して、みんなの目にも触れることができました。
しかし、それすら許されない猫たち、いや動物たちがこの世にはたくさんいるのです。
そうやって、彼ら・彼女らはこの世を去っていくのです。
誰かに優しさや温もりを与えられた経験もしないままに、です。
そしてそれは、紛れもなくわたしたちが生きているこの世界にある“事実”なのです。
飼い主さんは、そういった悲しい現実から目を背けるのではなく、
みなさんに可愛がってもらえる「幸せ」を受けられるナーラような子ばかりではない、といった
本当の事実をたくさんの人に伝えたいがために、SNSで投稿し続けているのです。
飼い主さんは、
「動物保護施設にいる子たちのうち75%は、頭数制限のため殺処分されてしまいます。
ペットを飼ううえで重要なのは、避妊手術と去勢手術を考えること。
それがとても重要なことだと、たくさんの飼い主さんに知ってほしい」
と、綴っています。
以前、Hashでも『世界最悪といわれる日本の殺処分 軽視された犬や猫たちの「命」の重さを考える』といった記事などをはじめ、保護施設の悲しい現実とその実情を伝えてきました。
ナーラちゃんのような子ばかりではない、
というより、それはほんの一握りだと思います。
こういった悲しい現実を少しでも減らしていけるように、
飼い主さんの願いが、投稿を通してたくさんの人に伝わりますように―。