なんとこの犬の乳からミルクが出ていたのです。
つまりこの犬は子供を産んでからそれほど時間が経っていない母犬なのではないか?
それなのにどうして子供と一緒ではないのだろうか?
そう思った彼らはこの犬をよく観察することにしました。
すると犬は家の近くの森の中のある一点をちょくちょく見ていることに気が付いたのでした。
そこにもしや何かしらの手がかりがあるのではないか?
そう思ったミッチェルさん一同は森の中へ向かってみることに。
たどり着いたその森の中には大きな穴があったのです。
そしてそこを見るとなんと7匹の犬がいたのでした!!
そこに連れて行った犬を放つと一匹一匹と
顔をこすりつけ合い自身の子どもに愛情確認をしていたそうです。
「母犬の前に子犬たちを置いてやると、一匹ずつ、顔に鼻をこすりつけて確認していた。僕たちが抱き上げるときには、『信頼しているわ』という風な目で見てくれてたよ」
その時の様子をこのように語ったミッチェルさん。
更にこう付け加えたミッチェルさん。
「どの子犬も大きなお腹をしていた。母犬は僕らに出会うまで、自分の栄養も何もかもすべてを、子どもに与え続けていたんだ」
時を経て・・・
その時の友人達はみんなきちんとパーティーの後犬たちを引き取って育てることに!
あの時家を訪れたことがきっかけでその後の運命が大きく変わったであろうこの母犬。
結婚前夜に起こった不思議で心温まるエピソードでした。