センターの中では、檻の中に入れられて、ただ死を待つ犬や猫たちが、どこか悲しげな様子で死を待っているのです。
職員の方はこう話します。
「焼かれて骨になった犬たちは事業系廃棄物、つまりゴミとして捨てられるんです」
その言葉を聞いた女子高生たちは、土に還るさえできない現実に大きなショックを受けたそうです。
もし、ちゃんと飼い主がこの子たちのことを考えてくれれば……そう思うと、やりきれない気持ちばかりが募ってきます。
(出典 Youtube)
この現状を目の当たりにした女子高生は動きます。
「高校生として命と真正面から向き合いたい」―。
そんな強い想いから、「命の花プロジェクト」が始まりました。
殺処分された犬や猫たちの骨をセンターから受け取り、生徒たちは泣きながらレンガで砕きます…
そうして砕いた骨を土の中へと混ぜていきます。
その土を使って、新しい花として命を授けてあげようというものです。
彼らはこの活動を通して、命の尊さなどいろんなことを考えたといいます。
(出典 Youtube)
これを機に、
「犬や猫にもひとつひとつの命がある」
「だから、捨てたりしては絶対にいけない」
「そのために、カンタンに飼ってはいけない」
改めて感じてもらえたかなと思います。
飼っている人も、飼っていない人も、そしてこれから飼おうと思っている人も…
それぞれが、人間だけに限らない命の大切さを少しでも考えてもらえればと思います。
殺処分された動物の骨を砕き、土に混ぜ、花を育てるという行動よりも、殺すことを仕事とする、動物愛護センターに違和感を持たなかったのかな?
この施設が存在すること自体罪なことだと思わなかったのかな?
犬猫を捨てる人が大勢いるってことに、人として恥ずべきことだと思わなかったのかな?
若い純粋な子供たちを洗脳するような事業の一環のような試みは決して褒められるものじゃないと思う。
こういう施設の現状を正しく知ることから、学ぶべきじゃないのかな?