人間という生き物は恐ろしい生き物です。
欲の塊という言葉がピッタリな生き物で、自分たちの欲望のために
限りある自然を破壊し、環境を汚染しています。
この罪深い欲の塊は人間以外の者に対して強く向けられることあります。
環境破壊もその一環だし、動物実験などもそうです。
昨年の夏一匹の犬が保護施設に送られてきました。
犬の名前はエンジェル君。
一見普通の見てくれをしているこの犬は実は極度の人間恐怖症でした。
保護施設の職員が優しく気を使って対応しても一切こちらを向かずに心を閉ざしてしまうのです。
それでも保護職員たちもプロです。
毎日めげずに声をかけ続けてみました。
でも今回は時が解決してくれるような生半可な事例ではなかったのです。
一体どんな凄惨な虐待を受けていたんだろう?と心配になる職員たち。
過去にこれほど心を閉ざしたケースを見たことも経験した事もないため職員たちも悩んでいました。
早く心のケアをしてあげないとこのまま一生一人で辛い人生を送ることになる。
そんな時エンジェル君を救ってくれたのは・・・