愛犬との最後の思い出を映像に 絶命間近の犬が飼い主に最期の力を振り絞って・・・

出会いがあればその分だけ必ず別れがあります。
出会った時の喜びと同じぐらい別れは辛いものです。
人間同士は勿論のこと、人間と動物の間でもこれは成り立つものです。

アメリカに住んでいるジェシー・ジェームスさんも辛い別れを経験しました。
彼は愛犬のブッバと一緒に暮らしていました。ブッバが13歳になった頃、ブッバは前立腺ガンを発症しました。
そのうえ直腸にポリープまであるというおまけ付き。
犬の年齢ではかなり高齢であったブッバは老体に鞭打って長らく闘病生活に励んでいました。
しかし過酷な病気との戦いはそう簡単なものではなく
ブッバには確実にその時が近づいていました。

どうにかこの子の為にしてあげられることはないか?
そう自問したジェシーさんは最後に二人で一緒になって動画を撮影しようとすることに。

最期の思い出をきちんと映像に残しておこうと
ジェシーさんは悲しい気持ちをこらえ愛情を注ぎました。
すると・・・ブッバがある行動を起こしました。

なんとこの愛犬は首を伸ばして飼い主さんにキスをしました。
それはたくさんの愛情を注いだジェシーさんに対する恩返しだった事でしょう。
そんな健気な姿にジェシーさんは思わず涙を流しました。
きっと愛するご主人に対する最後の別れの挨拶だったのでしょう。
「ありがとう」という感謝の気持ちと「先に行っているよ」という別れの挨拶。
愛犬からのメッセージを受け取った数日後愛犬は永遠の眠りについたのでした。

これをきっかけにジェシーさんは

弱った愛犬へ抱く悲しみは、まるで鋭いカミソリのようだ。年老いて苦しむ姿を見ていると、命が終える瞬間を見るのがとても辛い。

「大丈夫だよ、まだ元気だよ」という小さな行動に、すがりつきたくなってしまう。元気なはずはないと、わかっているのに。

死んでほしくない・・・そんなワガママを抱くとき、愛犬を抱くと心が少しだけ軽くなるんだ。
これがきっと、大好きな親友を想う気持ちだ。

こうコメントしました。
最愛のペットの死の間際にジェシーさんが選択したのは、
そのペットの事を想い続けることでした。
あなたに同じ状況が来たらあなたはどんな選択をしますか?

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