トニーさんは自分が気づいたことをFacebookに投稿したのでした。
以下は彼が記したことの日本語訳です。
僕は今まで彼女を理解してあげる事ができなかった。
僕が仕事から戻ると、彼女は毎日のように「疲れた」と言う。
その度に僕は、1日働いてたのは自分なのにどうして君が疲れているんだ、と思ってしまっていた。
でも近頃、僕がいない時間に彼女が家で何をしているのかについてもっと良く考えるようになった。
子どもと一緒にテレビの前に座って、1日中ノンビリしてる?
答えは「NO」だった。毎朝、僕が出掛ける音に起こされると、彼女はすぐさま1日の準備を始めなければならない。
素早く着替え、髪の毛をとかしていると、お腹を空かせてた息子が泣きながら目覚める。
彼女もお腹が空いているけど、まずは息子に朝食を食べさせる。
朝食が終わると彼女は息子としばらく遊び、息子の汚れたオムツを取り替え、また遊び、ようやく眠りについた息子を見守りながら昼寝をする…暇もなく、今度は掃除を始める。赤ん坊のおもちゃを片付け、キッチンに立って朝食の食器と昨晩使った鍋を洗う。
すると息子がまたお腹を空かせて目を覚ます。
彼女は朝食さえまだだけど、息子の昼食を作って食べさせる。
昼食が済むと息子は再び遊びたがる。
ママはまだ何も食べていない。
せっかく午前中に掃除したのに、家はまたオモチャやらでぐちゃぐちゃだ。そんな時に僕が帰ってきて、家が片付いていないこと、僕が片付けなきゃいけないことに文句を垂れながら、何をしていたんだと彼女を責める。
彼女が休む暇もなく働き通しだったにも関わらず…もし僕のようなパパが他にもいるなら、実際に自分がしていたことと、実際にママがしていたことを考えてみて欲しい。
そして自分の子どもの母親に敬意を表して欲しい。
彼女は家庭を守り、子どもを育てるため、あらゆることを犠牲にしているんだ。
僕はここに眠る2人を心から愛している。
彼らには、ゆっくりと休む資格があるんだ。
愛してるよ、シャルロット
彼は自分が知らない時間に奥さんが何をしているかを考えたのでした。
いろいろなものをなげうってでも息子と家のことをきちんとこなしていたシャルロットさんは
外で働いていた自分以上に疲れているのかもしれないと。
そしてそんな妻に対してきちんと労いの言葉をかけてあげなかった自分を後悔したのでした。
毎日一緒に生活している人に向かって感謝の気持ちを伝えることはそう簡単なことではありません。
しかし日頃からそんな相手のことにもう少し目線を向けてみてください。
それが家族間での話ならなおのことです。
普段自分が気づけていないところで頑張ってくれている人がいることを忘れないでください!