「紐を誤飲するのは一番やっかい。下剤を投与しても、圧力をかけても出てこないことが多く、腸内に侵入すると開腹手術をしても取り出すのが難しい場合がある。絶対に紐で遊ばせてはいけない」
とのことでした。
帰宅した直後に猫が嘔吐しました。
吐しゃ物は靴紐でした。
ちぎれた状態ではなく、つながったまま30cmの長さを吐き出し、自分で噛みちぎってしまいました。
翌日かかりつけ医の紹介で大学病院附属の動物病院へ行き再検査してもらったところ、胃の中にあった紐の一部が小腸に侵入しているとのこと。
内視鏡が入る範囲ではあるので、口から内視鏡で紐を取り出す方法を取ってもらうことにしました。
レントゲンやエコーで確認できない場所の小腸の中で紐が絡まっている場合もあるので、最悪の場合開腹手術で紐を取り出し、傷んでいる腸を切り取る処置をするということでした。
手術の結果、70cm以上の紐がつながった状態で出てきました。
猫の体調も良かったため入院することもなく、現在は自宅で安静にしているところです。
その病院でも先生に
「紐を誤飲するのは一番危険。飲み込まないだろうという太さや長さでも猫の場合遊びながら丸飲みしてしまうことが多い」
と言われました。
猫に限らず犬でも紐の誤飲は大変危険だと痛感しました。
遊んだあとはペットの手の届かない場所にしっかりとしまってください。
うちの猫はかろうじて助かることができましたが、少しでも悲しい事故を減らすためにも、是非このことを広めていただければ幸いです。
長文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。
最悪死につながってしまうケースもあるというのだから怖いですね。そこまでの事態にならないとしても、紐が体内にある状態はとてもつらいでしょう。
猫に限らず、動物には紐で遊ばせないようにすることが大事ですね。もし紐で遊ぶ場合は飼い主の方がしっかり見守って、遊び終わったら手の届かない場所で保管しましょう。
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勉強になりました。ありがとうございます