そのオス犬はメス犬のもとに駆け寄ると、かぶさるように頭を地面に押し付けました。その頭上をかすめるように電車は通り過ぎていきます。電車と線路のわずかな隙間に身を固めていたのです。
この二匹の犬はこうして二日間もの間過ごしてきました。この二匹の信頼関係が伺えますね。
あたりは氷点下の世界で二匹の体力も限界が近づいてきています。しかし、レスキュー隊が救助を試みようとするとオス犬が警戒して人間を寄せ付けないため、なかなか思うように救助は進みません。やっとのことでその二匹を救助すると、すぐに動物病院へと搬送します。
出典 facebook
無事二匹は保護され、メス犬は「ルーシー」。オス犬には「パンダ」と名付けられました。
この二匹の犬の出来事を皆さんはどう感じたでしょうか。無償の愛がどれだけ尊いものなのかを再認識させられた気がします。
これからも二匹が仲良く幸せに暮らしていけることを願ってやみません。