保護した職員たちは、この小さな猫が明日の朝を迎えられるかさえ分からないと考えていました。
病気でしょうか。怪我でしょうか。
違います。
この猫は全身を協力な接着剤で固められていたのです。
出典 Love Meow
生後4週間ほどとみられるこの子猫はドイツの動物保護施設に運ばれてきました。
その子猫を発見した動物レスキュー隊員たちは、ショックを隠せません。
この赤ちゃんがどれだけどんな目に遭ったのかを想像するだけで辛い
レスキュー隊員はそう語りました。
救出
早速子猫を救い出さなければなりません。
毛を剃るという選択肢はありませんでした。なぜなら、接着剤が皮膚まで付着していたためです。
オイルとベビーシャンプーを使って丁寧に少しずつ落としていくしか方法はありませんでした。
出典 Love Meow
しかし、その方法は地道な作業です。
その日のうちには、全ての作業は終わりません。
職員のひとりがその猫を家に連れて帰り、週末を通じて猫の身体を綺麗にしてあげました。
出典 Love Meow
職員による地道な努力が実り、子猫の接着剤はほとんどとることができました。
見違えるように変わったその姿をご覧ください。
出典 Love Meow
この猫は「ミノ」と名付けられました。
ミノは職員宅での療養が続けられ、健康状態を注意深く見守られることになります。
ミノは人間による虐待でこれほどまでに苦しい思いをしたのにも関わらず、人によくなつく姿を見せてくれたそうです。
出典 Love Meow
そしてそこの家では、新しい友達も増えました。
出典 Love Meow
その職員は、ミノの健康が良くなるまで家で預かるという予定でしたが、正式にミノを引き取ることに決めます。
これからはミノが新しい家族で幸せに暮らしていけると良いですね!