皆さんはキリンと言ったら何色を思い浮かべますか?
おそらく多くの人が黄色と白の合わさった色を思い浮かべるのではないでしょうか?
大体のキリンがそうなのですが、なんとタンザニアに世にも珍しい色のキリンが存在していました。
タンザニアに暮らしているその珍しいキリンは体全体が真っ白なキリンだったのです。
こうして他の色のキリンと比較してみるととてもきれいな色をしていることがよく分かります。
その姿は空想上の生き物であるユニコーンのそれにすら見えてしまう程です。
このキリンはOmo(オモ)と名付けられた1歳のメスで、タンザニアのタランギーレ国立公園で生活しています。
どうしてこのような色になっているのかというと、このオモは肌の色素を作ることができない珍しい個体なのだそうです。
先天的な遺伝子の要因ではないというのがワールドネイチャー研究所のデレク・リー博士の見解です。
だからこうしてタテガミだけはきれいな茶色をしているというわけなんです。
その姿は何とも神々しいものと言えますよね・・・
ただひたすらに美しい!
その貴重さゆえに密漁の危機にさらされているというオモですが何としてでもこの奇跡キリンを守り抜いてほしいものです。