あなたは「OK」が何の略だか知っている?「NG」は?その語源に迫る!!
普段私たちが日常の中で使う「OK」や「NG」と言った言葉。あまりに生活に浸透していて、その言葉の意味などを深く考えることはあまりないでしょう。だからこそ、それらの言葉が何の略称だったのかと聞かれると「分からない」という人も多いと思います。
NG
まずは、NGという言葉について考えてみたいと思います。
NGという言葉は、テレビや映画などのシーンを撮影する時に、演技やセリフなどを失敗してしまうことを指します。よく「NGを出す」などと言われますよね。そこから転じて、都合の悪いことなどを指す言葉としても使われるようになりました。その意味でNGという言葉を使う人も多いと思います。
では、NGとはそもそも何の略なのでしょうか。
正解は、「No Good(ノーグッド)」の略です。そのままの意味ですね。ちなみに、「no good」のことをNG(エヌジー)というのは日本人だけで、英語圏の人々はそのまま「no good」と使うそうです。アメリカなどで「NG(エヌジー)」と発言しても伝わらないでしょう。
OK
では「OK」はいったい何の略なのか。
みなさんは知っていますか?詳しい解説は次のページをご覧ください。
OKの語源
実は、OKの語源は諸説あります。
そもそも、歴史で一番最初にOKという言葉が使われたのは1839年のボストンの新聞とのこと。その当時は略語が流行っていたそうです。OKもその当時にできた略語の一つであり、「All Correct」(すべて合っている)という言葉が略されてできたのではないかと言われています。
でもおかしいですよね。もしOKが「All Correct」の略であるならば、「OC」になるはずです。
それには、わざと同じ響きである「All Korrect」という間違ったスペルを略して掲載したという説があります。
また、アメリカの大統領であったアンドリュー・ジャクソンが英語のスペルに弱く、書類に「All Correct」を間違えて「OK」と書いてしまったことが始まりであるという説もあります。
間違いから始まるなんて面白いですよね。
語源
ひょんなことから一般的な言葉として使われるようになった「OK」という言葉。こう考えると言語ってとても不思議です。普段は意識してないから気付けていないけど、面白い語源を持つ言葉はたくさんあるのかもしれません。
ふと不思議に思った言葉などは積極的に自分から調べてみることも面白いでしょう。