アメリカ軍にはいくつかのルールがあります。
その中に「軍兵は犬に近づいてはいけない」というルールがあるのだそうです。
クレイグさんは今までにこのルールを破ったことはないそうです。
しかしこの時クレイグさんが発見した犬は彼にとってどうしても気になる存在でした。
結局、その気持ちを変えることは出来ずにクレイグさんは
ビーフジャーキーを持ってその犬の下へと向かったのでした。
ビーフジャーキーを持ったクレイグさんが近づいてくる様子を見てその犬はとても喜んだように尻尾を振ったのでした!
そしてこれをきっかけに二人の仲は急速に縮まっていったのでした。
クレイグさんはこの犬に「フレッド」という名前を付けたのでした。
フレッドはクレイグさんがどこへ行くのにもついて来ました。
普通の生活を送っていては考えられないような危険な場所に行ってもフレッドは迷惑をかけることなく
クレイグさんの元を離れませんでした。
勿論寝るときも一緒です。
しかし転機は突然やってくるのでした。
クレイグさんはこの地区での任務を終え本部へと戻ることになったのでした。