「耳が垂れている方が可愛いから」 それだけの理由で飼い犬に整形手術を受けさせた飼い主に世界中から非難殺到!

またしても人間のエゴが動物を傷つけるという悲しい出来事が起こってしまいました。
ロシアで起こったその出来事に世界中の動物好きな人から非難が集中することになりました。

ロシアで生活しているマリナ・エスマットさんが今回の事件を引き起こすことになった張本人でした。
彼女は息子のために子犬を飼うことを検討し、ジャック・ラッセル・テリアを購入しました。
とても可愛らしい子犬で、息子も気に入っていた為マリナさんも喜んでいました。

しかし一緒に生活を始めてから一か月が経過しようとした頃、マリナさんはこの犬のあるところが気になりました。
それは
「耳が上向きであること」

あまり意識したことのない事ですが、マリナさんにとって耳の向きは大きな問題でした。
そしてここから事態は急展開を迎えることになったのでした。

耳を下向きにさせるためにマリナさんは、耳にコインをなどの重りを付け吊るしたりしました。
しかし一向に効果はなく、ただただ犬の体を痛めるだけでした。
そしてマリナさんはこの犬に整形手術を受けさせることを決意したのでした!

獣医に連れて行き、整形の理由を伝えるとすぐさま医師は反対しました。
それだけの理由で整形をすることはできないとまで医師は言ったそうです。
しかしマリナさんの家族はなかなか医師の反対に従おうとせず、最後まで渋りました。

出典 METRO

担当医であるアンドレー・マジンさんは家まで出向いて反対しに行ったこともありました。
それでも家族は頑なに手術を受けさせることを決意したのでした。

その結果、犬の耳は下に垂れるように手術がなされたのでした。

出典 METRO

メジン先生は以下のように語っています。
「手術したことは未だに正しかったとは思っていません。しかし、こういうことを自分が飼っているペットにさせるような飼い主は残念なことですがいるのです。」

しかもこの後マリナさんは「手術が終わってからというもの見違えるほど可愛くなり、ドッグショーに出演するほどになった。
耳が下向きの時には見つからなかった交尾の相手も見つかってすべてがうまくいっている」と話しているそうです。

本人たち家族にとってはいい結果をもたらしているかもしれませんが、
飼われているこの犬にとってこのことは本当に望んだ結果だったのでしょうか?
ネットのニュースになったこの一件はすぐさま反響を呼び、悪びれる様子のないマリナさん一家は非難の的になりました。

自分たちのあまりにも身勝手な欲望を通して、こんなことをしてしまっていいのでしょうか?
虐待と紙一重のこの行為に罪悪感を感じないような人たちには動物は飼ってほしくないものです。

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