「これぞ紳士のスポーツ!」 選手が放った本気のサーブが直撃し泣き出すボールボーイに対応したプロ選手が素晴らしい!

「テニスは紳士のスポーツ」昔からずっと言われてきたこの言葉。
イギリスで生まれたこのスポーツはただでさえ紳士的なふるまいを要求するスポーツの中でも特別、
高貴な振る舞いが求められるものでした。
今回はそんなテニスのプロプレーヤーが集まる上海マスターズという世界大会で起こったエピソードをご紹介したいと思います。

昨年行われた上海マスターズの一戦。
グリゴール・ディミトロフ選手対バセク・ポシュピシル選手の試合でそれは起こりました。
お互いの意地と意地がぶつかり合う展開の中、ポシュピシル選手が渾身のサーブを放ちました。
するとそのままディミトロフ選手の後ろへとボールが流れていき、後ろで待機していたボールボーイに直撃してしまったのです。

世界大会で活躍するようなプロテニスプレーヤーのサーブの速度は200キロ前後という超スピード。
こんなものが直撃すれば大人であっても無事では済みません。
しかし厳格なテニスの試合、選手がプレーしている最中は静かにしていなければなりません。
痛いのを我慢して静かにしていたボールボーイの少年。
しかしあまりの衝撃に泣き出してしまったのです。
すると・・・
ディミトロフ選手が彼の元へと歩み寄って。

試合を中断してまでボールボーイを気遣ったディミトロフ選手。
少年に声をかけ続け頭を優しく撫でてあげたのでした。
その様子に呼応するように会場からは拍手が巻き起こりました。

「ボールボーイのことまで気遣えるのはそんなに多くはいない。彼はグッドプレーヤーだ。」
「ディミトロフの人間性に惚れたよ。」
「一流はスポーツ以外のところも流石だな!」

などとこの対応を見ていた人から称賛のコメントが多数寄せられていました。
コメントにもあったように、スポーツの場以外でも紳士的な対応ができる。
そんな選手だからこそ一流と呼ばれるのでしょうね!
ただ強いだけではなくスポーツマンシップを忘れなかったディミトロフ選手を見習っていきたいものですね♪

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