「これは盗みではない!」盗難された自転車に添えられた手紙を読んで持ち主の保安官にそう言わせた内容とは・・?

アメリカ・バージニア州にて発生した自転車の盗難事件。
ただの盗難事件とも思えるものでしたがこの事件には裏があったのでした。

盗難の被害に遭ったのはジョシュ・ボーデンさんという保安官でした。
彼の所持していた自転車はスーパーボウルの開催された日の深夜2時に盗まれてしまったのでした。
しかし後日自転車が元通り帰ってきたのでした。
しかも驚くべきことに自転車には自転車を盗んだ犯人からの手紙が入っていたのです!
そしてその中には自転車を盗んだ経緯と理由が書かれていたのでした!

手紙を書いた犯人の名前はM。

出典 Facebook

経緯を簡単にまとめると

手紙の差出人Mは19歳の女性。スーパーボウルの開催された日、彼女は夜中の2時に帰宅していたところ、酔っ払いの男性たちに絡まれてしまいました。そのときMは携帯電話もお財布も持っておらず、とにかく逃げるしか方法がありませんでした。
そんなときふと目に入ったのが、駐車場にパトカーを停めていたボーデンさんの自宅。「警察官の人なら、きっと状況を後で説明すれば理解してくれるはず」と、ボーデンさんの自転車を持ち出し、無事酔っ払いたちから逃げ切ったのでした。

ボーデンさん側から見れば自転車が盗まれたという事実に変わりはありません。
しかしボーデンさんはすべてを信じ、「これは盗みではない。」
そう語ったのでした。
実は自転車に手紙が添付されていて、その手紙を読むまで自転車がなくなっていたことに気が付かなかったボーデンさん。
盗まれたということに憤慨することはなく、むしろ自分の自転車が危機的状況を救う一助となったことを喜んでいました。

盗難はやってはいけない行為です。
しかし今回の一件はやむを得ない事情があったから仕方がなかったのかもしれません。
そしてその後に理由を添えてきちんと元の場所に返したことは素晴らしい行動です。
何はともあれボーデンさんの自転車が彼女の安全に役立ってよかったですね♪

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